(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
旧ブログ…
電子版のA-4本
昨日、4月15日は雨のはずだったのに結構晴れてしまい、結局は外に出る機会を逸したので、届いた「姑獲鳥の夏 」を観た。知らないで頼んだのだが、特別版ということでメイキングなどを収めたDVD2枚仕様となっていて、これで送料込み351円というのはもう値段じゃない!

以前見た際には酔眼とアルコール脳だったので、原作のイメージが伝わらない映画だなと思ったのだが、お茶を飲みながら観ると結構それらしく仕上がっており、実相寺監督の世界としてみれば十分納得できる映画だった。少なくとも酷評されるようなものではなく、買って得したという感じだ。

ただ先回にも書いたのだが、なぜこの映画が最初観たときにピンとこなかったのは、やはり原田知世に諸悪の根源があると思う。そこらのおばさんよりもわずかにましな程度の彼女が、久遠寺涼子/梗子 を演じること自体、土台無理な話なのだ。結局オヤジがこの映画を駄目としたのは、原田知世のせいだったのだな。

さてタブレットが復活し、PCでも問題なくキンドルストアが使えるようになったので、このところ数冊電子版で購入した。今回はその中から「Douglas A-4 Skyhawk: Attack & Close-Support Fighter Bomber: Attack and Close-support Fighter Bomber」を紹介したい。

オリジナルは2005年に発売されたもので、世界の傑作機シリーズを除けばおそらく一番新しいA-4のモノグラフだろう。紙版は256ページとそれなりのボリュームで、新品だと5,800円弱、出品者からでも送料込みで3,000円弱に対し、電子版は735円で、これならオヤジにもOKさ。

まだパラパラと眺めた程度だが、開発、ユーザー、部隊配備状況、そして戦闘とかなり詳しく記述されており、改造機を含めたBu.No.リストも充実している。写真は添えもの的なものも多いが珍しいものもあり、オヤジは主翼折畳み機構を備えたワンメイク機の写真を初めて見たぞ。

また搭載兵装を含めた運用や、構造、能力などに加え、ディテール写真や取扱説明書からの転載図も用意され、さらには現存機のリストやさほどのできではないもののカラー側面図、そして資料一覧と、モノグラフの王道に則った仕上がりだ。

いままでA-4に関する記事を書いたことがなかったので、随所に目を引く記述があってとても面白い。ブルーエンジェルスが用いたA-4Fは、低空での編隊機動に際して左右の作動ずれを避けるために前縁スラットを固定したこととか、デルタ翼に換えて後退翼とした計画や、スペイエンジンへの換装計画など読んでいて実に楽しい。ただしこれは、オヤジがA-4を知らないだけかも知れないのだが…。

これだけ充実した内容にもかかわらず、電子版だと735円と世界の傑作機の半分以下で購入でき、得した気分にさせてくれる。というわけで、安心してお勧めできる一冊、いやテキストなのは間違いないだろう。

スポンサーサイト
コメント
コメント
電子書籍ねぇ
私個人も興味ないわけじゃないのですが…

何となく本は紙、というのがねぇ…

頭が固いんでしょうか??
2015/04/16(木) 21:26:51 | URL | やまちゃん #mQop/nM. [ 編集 ]
いやあ、山ちゃん殿。オヤジも紙版のほうがいいですけれど、電子版はなにしろ安いんですよ。先ほど購入したF-101のパイロット本は、紙版だと320ページで6,000円ほどするのですが、電子版だと199円! しかも待つことなくすぐ届きます。ぜひお試しあれ。
2015/04/17(金) 15:21:04 | URL | 後藤 #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://mark0041.blog.fc2.com/tb.php/81-240a54e9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック