ということで、遠赤外線のカーボンヒーターがアマゾンで4,000円以下で売っているのを見つけ早速注文した。まだ届いてはいないのだが、まあ明日か明後日には使えるであろう。今日はウイスキーがたっぷり、なんと6.8リットルもあるので当分呑みには困らず、4時半になったら呑みタイムに入ることとしよう。
Sheen君のコメント、なぜ5.5合炊きを4割引きで炊くとご飯が美味しくなるのへの答えだが、もちろんこれは味という数値には表れないもののため、個人差があり一概にはいえない。
ただいえることは憶測ではあるが、炊飯時に釜内部で生じる対流と米粒の隙間が関係すると思う、あまりにも違いすぎるのだが、最大速度が200km/hの自動車をその速度で走らせるのと130km/hで走らせるのでは、おそらく大きな違いが生じるのと似たようなものではないだろうか。
実際オヤジの経験では、IH炊飯器で目一杯炊いたときよりも、3合炊いたときのほうがより美味しかったような気がする。ただ考えてみれば、現在味覚オンチ継続中なので、味云々はあまり関係なかったな。トホホ。
さてここからは前回の続きで、HCコマンドのみが備えているスライトドア下方のステップは、それ以外の型式では存在しないのにもかかわらず、これまた接着せよと指示されている。これはパーツを取り付けなければ済むというものではない。なんとそのための大穴がモールドされているので、これを埋めなければならないのだ。その後で正規の燃料注入口を再現する必要があり、二度手間なのだ。
さらにこれまたHCコマンドと、ウエストランド・シーキングの一部以外では存在しないスライドドア後方の長方形張り出しを切除し、生じた穴を埋めなければならない。また機首左右にモールドされている、意味不明の手すり取付け用の孔を生め、成型することも忘れてはならない。
まだまだ修正は続く。説明書で指定されている新規に作られたエンジンフェアリングだが、これは海上自衛隊のHSS-2A/Bのものであり、SH-3には必要ない。しかも上、側面の排気開口部が深すぎるという問題もあるので、今後登場するであろうHSS-2Bを製作する際にはそれを利用して、中に金属製のメッシュを入れてやりたいところだ。
なお、この部分のランナーにはHSS-2A/B仕様の防氷フェアリングのパーツがモールドされているので、キット化されるのは間違いない。しかし胴体後方の突出式捜索レーダーは、SH-3HのLN66HPではなく日本製のHPS-102なので、説明書を鵜呑みにして接着してはいけない。
ただありがたいことに、SH-3Hでは実際に装着している機体はほとんどないようで、セットされたデカールの機体もすべて捜索レーダー未装備となっており、単に使用しなければよいということなのだ。
SH-3H仕様の特徴でもある、大型化された補助フロートはまあこんなものだろうが、SH-3Dから前後幅が拡大された支柱は再現されていないので、正確を期すならばこれも工作する必要がある。これはコメントをくれるSheen君に教えてもらったことなので、あまり大きなことは言えないのだが…。
もっとも、これが再現されているキットはフジミの旧作しかなく、ハセガワの48も駄目なので案外、鬼門なのかも知れない。反面、キャビン内はしっかりとパーツが用意されており、前方と後方の隔壁の間には各種コンソールとその操作員2名の座席も抜かりはなく再現されている。
加えて、十分樋はいえないもののキャビン内壁にはリブのモールドが新たに用意されており、AQS-13B吊り下げ式ソナーとその吊り下げ装置周りもこのスケールならば十分の仕上がりとなっている。外見の誤りを、これで少しは補おうということなのかな。
そして最後はデカールだ。カルトグラフ製なので発色は問題なく、HS-8、-10、-12、-14の4機分がセットされている。実はこのブログを書くことでわかったことがある。それは、数字や文字のカット角が空軍では45度、海軍では60度というのが常識なのだが、SH-3では45度カットの例がかなり存在することだ。
デカールに選ばれた機体でいうと、HS-14以外はいずれも45度カットだった。でキットはというと、もちろんそんなことはお構いなしに中国人が作図したのだめに、当然ながらすべてが45度カットとなってい
そして本来ならば間違いとなるこの45度カットが幸いし、意図せずにHS-14以外では正しいことになってしまった。ただし胴体側面に記入された無線呼出し番号はHS-10のみ正しいが、HS-8と-14は上下高が長すぎ、反対にHS-12は短すぎるので、残念ながらそのまま使うことはできないのだ。
さらに悪いことに、HS-10と-12の胴体側面に走るマーキングは赤で再現されているが、実際にはマルーン、すなわち栗色が正しい。これはHS-12のみだが実機で確認している。またHS-8では一部マーキングが無視されているが、これは描かれていない時期と考えることにしよう。
あり難いことに、SH-3H以前の補助フロートや短い水平安定版などもそのままセットされており、デカールは使えないがそれ以前のMAD装備改修、つまりH型と同じ補助フロートを装着したD型を製作することも可能なので、アメリカ海軍のシーキングを購入するならば、迷うことなくこちらのキットを選ぶことだ。
ただし作るのはまた別のことで、先に記した問題に加え細かい部分、例えば無視されている主脚柱の肉抜き孔など様々な箇所に手を加える必要があり、本来ならば作らないで済ませるのが一番なのだ。
しかしSH-3は好きな機体なので、ハセガワが新たに72でキット化してくれることを望みたい.。ただしハセガワのキットは基本的に海上自衛隊仕様がベースなので、正しいうアメリカ海軍仕様とする必要があるのだが…。
でも、僕には違いが判りそうにないやw
レターの書体とか、スコードロンカラーとかUSNではきちっと規格やセオリーがあり、『文字なんて読めればいいでしょ?』とか『写真で赤に見えたから…』とかじゃ、ダメなんですよね…
そういう壺をしっかり押さえてくれれば、玩具業界も『やるなー』とリスペクト可能なのですが…。
中国人が…って話ではなく業界のプロ意識っていうか、クオリティの問題かな?と思います。
居直って『所詮玩具だろ?がたがた言うなよ!』って話なら、まぁそこまでの業界なんですけど、そうは言わせないために田宮俊作氏ら先人が頑張ってきてたのに、結局は後が続かず元の木阿弥かよ?って残念な気持ちになります。
まぁ自分も他山の石としたいですがね…
世紀が変わる頃に残念ながら撤去されてしまいました。
象の檻に囲まれていて結構オリジナル状態は保たれていましたね。
写真撮り放題状態だったんだけど一枚も撮っていない...残念無念。
失礼。
しっかし、これほどボロがあると引きますなぁ…
デカールに関しては別売待ちでいいと思うのですが本体の修正はなぁ。
余談ながら、ご飯の炊き方は師匠の考え方は正しいです。ハイ。
…というのは、どうも蒸らした時の残った蒸気の回り具合で仕上がりが変わるみたいで、5合だから5合ピッチリ入れても大丈夫、って訳じゃないんです。
もっとも、ご飯炊きは水の質がほとんど全てで、職人の技術は良くて2割くらいですけど。
ご飯を炊いたら、保温しても美味しくいただけるのは半日くらいなんで、その間に食べて頂くのがよろしいでございます。