(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
旧ブログ…
タミヤのチーフテン
昨日はブログを書いて少しポーっとしていたら、呑みタイムになってしまった。だからこのブログを書いているのは、日付が変わってからなのだ。といいながら、この部分は同日に書いているんだけれどね。

それでもってここからは、1日飛ばして日曜日に書いている。つまり昨日は何もせず、日がな無為に過ごしていたのだ。まっ、オヤジはそういうのがまったく嫌いじゃないからいいか。動物園人間の檻に、ユッキーかベキ子、もしくはトリンドルかクリステーンとツガイで入りたいというのがおいらの夢なのだから…。

昨日はチトカラった際に、いろいろと食糧を買い込んできたし、土曜に冷凍の豚バラを冷蔵庫に移したので、今晩のツマミ&おかずには事欠かないのだが、問題は果たして呑んだ後に、何かを作る気力が残っているか否かなのだ。なんせオヤジは、水飴のような意思だからな。

さて今GP誌向けとしてチーフテンを書いているのだが、士気高揚と立体的資料としてタミヤのキットを購入してみた。発売が1975年ということで今から39年前のキットであるが、35では以後のキットは存在せずこのため現在でも現役を保っている。

最初はモータライズで発売され、その後ギアなどを廃止したMM版に改められたが、当然ながら床板の開口部などはそのままだ。しかしその古さとは裏腹にモールドはとてもしっかりしており、最近のキットほどの繊細さはないものの十分な仕上がりだ。

最大の欠点は、型式をMk.5としておきながら、実際にはMk.2の生産中頃までのスタイルとなっている。このため続くMk.3やイギリス向けの最終生産型Mk.5にしようと思うと、かなりの難作業が求められるのだ。

というのは、Mk.3の生産中に登場したMk.3/3から砲塔後部のNBCフィルター部を、それまでの小型で右側に装着していたMk.2 から、ほぼ砲塔後部の幅一杯まで拡大された強化型Mk.6に変更し、Mk.5もそれを踏襲したというのがこれまでの定説となっていた。

むろんこっれは誤りではない。しかしさらに大きな改良が加えられていたことが今回判明した。それは機関室後部の空気排出グリル部分に関するもので、似てはいるがまったくの別物に改められているのだよ。

これは写真を見ていて気づいたのだが、最新の資料として購入したカゲロウ出版の「Ghiftain MBT」で、Mk.3からこの新しいスタイルに変更されたとの記述が見られる。

これは、それまで3分割されていた開閉式ではなく取り外し式の中央部分が、重いために利便性に難があるとの指摘を受け、左右のグリルの幅をやや縮小したうえで2分割に改め、中央部分をわずかに嵩上げしたうえで、左右部分をそれまでの水平からやや下方に傾斜した形状に変更し、併せてリアパネルの形状もこの変化に揃う形状に変更した。またマフラーに装着されたトラベルクランプも、新型に換わったのも見逃せない変化だ。

しかし実際には、これは写真を見ていてわかったのだが、Mk.2の生産中頃に完成した車輌からの改修車であるMk.10(正しくはMk.6、Mk.9への改修を経た後だが)で、すでにこの変化が確認できるのだ。

考え方によっては改修に際して機関室後部も改めたのではという声も聞こえそうだが、この部分すべての溶接部を剥がしてリアパネルも切除するという作業が行われたと考えるのは、あまりにも不自然ではないだろうか。

まあ、アメリカの原子力空母のように核機関交換に際しては、その部分を飛行甲板から格納庫甲板まで切断して交換作業終了後、再び溶接するということはあるが、戦車の場合はイスラエルのアイシャーマン各シリーズぐらいではないだろうか。

それも既に完成している車輌だから装甲板の切除を行う必要があったからで、どう考えても生産中に変更が行われたと見るほうがはるかに合理的だ。実際には変更箇所はこれだけではないのだが、それに関してはGP誌10月号をごらんいただきたい。

ということで、タミヤのキットをこのスタイルに改造するのは、後部グリル部分をすべて改めたうえで、砲塔後部のNBCパックを大型化する必要がある。さらに車輌によっては、主砲の前部に砲口照合装置(MRS)を自作する必要もあるが、これはチャレンジャーの砲身を流用すると楽だろう。ただし試したわけではないのだが…。

またキットには、スカートを外して弾薬を車内に収める際に用いる開閉式の円形扉がモールドされているが、これは左側のみなので右側のモールドは削る必要がある。

実車を取材したのだから左右にあったという可能性もあるが、右側部分のバスケット床上には各種機材が置かれており壁面はまったく見えない状態だし、写真でもないことが確認できるのだ。

砲塔を後方に回した状態での搭載も考慮してのではないかとの考えもあるだろうが、防御上から極力開口部はないほうがベターなので、いまひとつ受け入れ難いものがある。

もちろん修正を要する部分はこれだけではないが、そのリリース時期を考えるととても素晴らしいキットだとオヤジは思うぞ。しかも送料込みで48MMキットと大差ない価格で買えたのだから、それも嬉しい。今度小銭が入ったら、チャレンジャーも買っておこう。今回は少し長かったね。まあいいか。
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コメント
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タミヤのチーフテン
そんな年代物になりますか…

チャレンジャーはホント、話題になりましたもんねぇ。
センチュリオン、チーフテン、チャレンジャーでイギリス戦後MBT三大そろい踏みってのも楽しいかも知れませんね。

2014/07/20(日) 18:22:49 | URL | やまちゃん #mQop/nM. [ 編集 ]
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