結構日本中の知らないことを教えてくれる番組なので、オヤジは好きなのだ。ただし言葉が汚く顔面打撲の北斗 晶が出ていないという条件付なのだが…。とにかく出ていると無性に腹が立ってくる。
あの女は、いとうあさこ、西川史子、神田うの、千秋ともども、そばにいると殴りたくなるほど嫌いな存在なのだ。もっとも、北斗の場合は足が不自由となった今、いやその前でも勝てそうも無いな、きっと。
今日は夕飯に先回ちょこっと紹介した電子レンジ・カレー鍋を使おうかと思い、朝から豚ばら肉を解凍していたのだが、ジャガイモがややワヤになっていたので急遽豚バラとキャベツの塩炒めに切り替えることとした。
ただしこれはまだ呑む前の正しい頭での考えであり、呑んでしまったらどうなるかはわからない。昨日も食事はつまみだけで終わってしまったしな。ホント、根性の無いオヤジだぜ、まったくもって。
さて今回は、紹介用として送付してもらったタミヤの新製品、1/48 M10IICアキリーズを紹介させていただこう。実はこのキット、まっさらの新製品というわけではなく、数年前にリリースされたM10中期生産車のバージョン換えなのだ。
ただし単なるバージョン換えでなどではない。オヤジは手にとるまでわからなかったのだが、普通3in砲から17ポンド砲への換装に伴う主砲に関連するパーツの交換かと思っていた。しかしこれがまったく違っていたのだ。
というのは、弾薬などを含めた主砲関連パーツは当然のことだが、砲塔後面のカウンターウエイトを荷物入れを兼ねた新型に変更し、これに併せて砲塔後面の形状を改めた新金型が用意され、M10後期生産車の仕様となった。
変更箇所はこれだけではない。車体も側面と後面に設けられていた増加装甲板装着用の座金とボルトが姿を消した、後期生産車仕様の新金型に差し替えられ、この変化に合わせて車体前面の鋳造部分もより傾斜角の強い専用のものに変更されている。
さらに転輪が2種類用意されているのは前作と変わらないが、なんと起動輪も新型2種がセットされ、装着例は少ないものの車体前面の増加装甲板までパーツで用意されている。つまりかなりの部分が新規金型となっているのだ。
これには驚いたゾ。何かタミヤのやる気を見せつけられた感がある。このキットが登場したことで、前作と組合わせればアメリカ軍の後期生産仕様車と、アキリーズの中期生産仕様車を労せずに製作することが可能となった。
オヤジはM10がマユユと同じくらい好きなのだが、何しろAFVクラブ、アカデミーともども問題だらけだし、いにしえのタミヤ製は1/32なので論外だ。ということで、スケールはともかく現在入手できるM10のキットとしては、文句なしに最良の製品といってなんら過言ではない。缶スプレーで塗れることだし、オヤジも少し作りたい気になった。
何しろできはいいし、タミヤ印なので組立ても問題ない。そしてこのサイズならばディテールアップの必要も感じないので、ストレート組みで十分楽しむことができるからだ。早速アマゾンに塗料でも注文しようか。でも今は何も無いので、かなり高くつくのが気になるところ。う~ん、考えてしまうな。