(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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タコム・モデルの43式戦闘車輌(FV432)
 今日26日は朝から雨で、窓を開けるわけにはいかないのため空調を使うしかない。まあそれも仕方ないことではある。今は昼前なので、これから食事の支度をすることになるのだが、さて今日は何を作ろうかと思案中だ。どうせ麺だけれどね。

 さて先日、送られてきた戦車専門誌を読んでいたら、クルスク戦のハイライトである 7月12日に行われたプロホロフカ駅周辺の戦闘に、70輌前後のティーガーが参加したとの記述を読んで驚いた。いったいこの数字はどこから出てきたのであろう。

 確かにクルスク戦の開始時には、2個重戦車大隊やSS第1~3装甲擲弾兵師団とグロスドイイチュラント装甲擲弾兵師団にそれぞれ1個が配されたティーガー中隊など、合わせて177輌のティーガーをもって戦闘を開始した。

 しかしこれはあくまでも開始時全体の数字であり、実際にプロホロフカの戦闘に投入されたのは2個SS重戦車中隊のみであり、クルスク戦開始時における装備数は27輌でしかない。しかもそれらがすべて戦闘に投入されたわけではなく、戦闘での喪失車や整備中の車輌を除くとその実数は激減するのだ。

 ミヒャエル・ヴィットマンSS少尉が指揮するSS第1装甲擲弾兵第13中隊はわずか4輌、第2SS装甲擲弾兵師団第8中隊に至っては稼働車皆無という状態であり、プロホロフカ駅付近の戦闘に限定すると、参加したティーガーは前述の4輌だけだったのだ。

 オヤジもそうなのだが、何らかの文章を書く際には様々な資料を突き合わせて、その中から実態を見極めるという作業が必要だろう。それをしないとこのような記事になってしまう好例であろうと意図し、あえてここで取り上げた次第。


 さて今回は、先頃タコム・モデルからリリースされたFV432を紹介しよう。オヤジは昔から装甲兵員輸送車が好きで、M113と60式装甲兵員輸送車に続いて制式化された、このFV432が大好きなのだ。もちろん昔レジンキットも買っている。ホント馬鹿ですね。

TAKOM FV432 Mk.2 恥ずかしながらこのキットのリリース自体を知らず、駿河屋で見つけてちょうど代引き無料だったので、さっそく注文した次第。よせばいいのに、やはり資料も必要だろうということで、MSモデルズにタンコグラード本も頼んでしまった。またまた馬鹿ですね。

TAKOM FV432 Mk.3 FV432は1962年に制式化されたので、日本の60式にわずかに遅れることになるが、この種の車輌で標準である箱型構造は踏襲されてはいるものの、前方部分が傾斜していたり、上面の扉が円形でしかも左右それぞれ2枚ずつだったり、キットのエンジン換装型Mk.2では車外に大きなマフラーを備えていたりと、独特のスタイルにまとめられている。これが好きなのだよ。

 さて車体サイズに比して意外に大きめの箱を開けると、そのパーツ点数はかなり多めでちょっと驚く。これはエンジンこそ省略されているものの内部が再現されており、ペリスコープなどの透明部もすべてクリアーで表現されているためだな。

 また履帯は一部分割式で、組立用の冶具もセットされ組立の便を図っている。エッチングも同梱されており、デカールはベルリン旅団の分割迷彩とイラク派遣の2トーンがセットされ、ナンバープレートは4種類から選択が可能だ(以下次回)。

 
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