(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
旧ブログ…
大冊 SUKHOI Su-24
 去る3日には、5月の連休恒例となっている福屋呑み会で盛り上がった。中川さんはRB-47Hを作っているし、Sheen君は製作中のPB4Y-2を持ってきて座を盛り上げてくれた。オヤジも頑張らねばと思うのだが、なんせ本が山積みという環境では難しいのがちと辛い。

 そして今日5日は朝から晴れ、しかも暖かくて夏の訪れを感じさせるような日となった。もう仕事がすべて終わったのでやることはなく、朝からブログを書いている次第。何とも締まらない話ではあるが、これも致し方あるまい。

Sukhoi Su-24: Famous Russian Aircraft さて今回は、Sheen君に購入してもらったFAMOUS RUSSIAN AIRCRAFTシリーズの、「SUKHOI Su-24」を紹介しよう。エフレム・ゴルドンとドミトリー・コミサロフの共著であり、2016年に刊行された新刊で352ページという大冊でもある。



Sukhoi Su-24 Fencer (Aerofax) すでにゴルドンは、2005年にエアロファックス・シリーズから同じタイトルでSu-24のモノグラフをリリースしているが(写真:左)、今回紹介する本はそれから11年を経てまとめられたことで、そのページ数からもわかるように情報量は倍以上となっている。そこで旧作を本棚から引っ張り出し、その違いを見てみることにした。

 カバー裏表紙の記述によると、写真は660点、カラー側面図は120点以上とこれまた前作をはるかに上回っている。そして肝心の記述だが、当然ながら同じ機体なので重複はあるものの文章自体の流用はなく、まっさらの書き下ろしとなっている。

 そして当然ながらその記述は、最新のデータを基として旧作ではわずかな記述しかなかった部分にも詳しい解説が盛り込まれている。例えばまったく記述がなかった中期寿命延長計画の具現であるM2型や、イラン向けMK型のアップグレードなど、さすが最新の本だけのことはある。

 また写真も、当然ながら流用されているものも存在するが前述したようにその点数は多く、もちろん細部写真も数多くが掲載されているので、キット製作には欠かせない資料となろう。

 さらに配備状況に関しては、完全とはいかないまでも旧作よりはるかに詳細な記述となり、さらに巻末には事故機に関する情報が7ページを割いて記述され、刊行された時点で114機を失ったとされているので、その1,500機以上という生産機数から考えると、結構な損失率となっていることがわかった。

 また旧作では、配備状況に実戦の関する記述を含めて30ページで解説していたものを、実戦に関して別章を設け22ページで記述している。ページ数で見ると減ったように感じるかも知れないが、旧作では半分以上が写真で占められていたし、ソ連空軍への配備に関してもふれられていたので、実質的な戦闘に関する情報量ははるかに増えたことになる。

 というわけで、旧作をお持ちの方でもSu-24のファンならば、ぜひとも購入をお勧めしたい一冊だ。ただ問題となるのはその価格で、アマゾンで調べたら7,820円だった。ただし出品者扱いでは、送料を含んで5,100円強なのでこちらのほうがよいだろう。

 出品者扱いというとどうしても古書かと考えがちだが、確かに古書もあるものの大半は新品であり、もちろん本書も例外ではない。これはアマゾンで調べればすくわかるはずだ。
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