(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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GRUMMAN S2F/S-2 TRACKER
 このところようやく温かさが感じられるようになり、春の芽生えを感じさせてくれる。昨年までとは違い、今年からは仕事がなくとも布団を出て机に向かうようにしているので、やはり暖房を入れたくなるがそれでも我慢をしているのだ。

 まあ例によって4時から呑んではいるのだが、一応週2、3日は呑まない日を設けて少しは酒を抜くようにしている。それにしても、昔カンプで一緒だった十川君や、航空機ライターの大先輩である藤田さんがお亡くなりになったのには驚いた。

 オヤジもほぼ同世代なので少しは気になるのだが、ボンビではあるものの体はすこぶる快調で、しかも毎日量はともかく野菜を摂るようにしているので、昔よりは体調は良くなっていると思うぞ。まあ自分比ではあるけれどね…。

 加えて外に出て人と合うことが極端に減ったため、ここ数年風邪をひくこともなくなった。それがいいのか悪いかはわからないが、少なくとも体には優しくなっているはずだ。まあいいと思うことにするのが一番だろうな。

 さて今回は、昨年購入したネーバルファイター・シリーズの、「GRUMMAN S2F/S-2 TRACKER」を紹介しよう。すでに退役して久しく、実機を見たという人も少なくなったと思うが、オヤジがガキの頃は海自のS2F-1(1963年9月にS-2Aと改称)と、その輸送型S2F-C(同じくUS-2)をいつも目にしていたものだ。

 それまでのTBMアベンジャー、そして戦後型のAF-2ガーディアンで、レーダーを備えて潜水艦を発見するいわゆるハンターと、兵装を搭載し潜水艦を撃沈するキラーの2機でペアを組んで任務遂行にあたった艦上対潜作戦を、1機でこなせる機体として開発されたエポックメイキングがこのトラッカーなのだが、アメリカ海軍以外にも日本やイタリア、カナダなど合わせて14カ国で装備されたにもかかわらず、そのモノグラフの数は極端に少ない。

 オヤジの知る限りではプロファールと、世界の傑作機しか存在せず、いずれも現在では入手が極めて困難という状況なので、現在見ることができる唯一のモノグラフといえるのが本書である。

 本書は元ガーディアンとトラッカーのパイロットと、本シリーズでF-111BやXF8U-3をものした航空ライターがタックを組んでまとめたもので、対潜型に加えて輸送型と早期警戒型WF-2(同様にE-1B)を多角的に取り上げている。

 まず艦上対潜機の基本的な運用法について解説してから、新型艦上対潜機の要求に応じた各車の案をずらりと並べた開発状況、そしてディテール写真と取扱説明書からの転載図を縦横に配して、本機の実像を詳細に解説している。

 さらに各スケール・キットや、アメリカ以外での状況にもふれており、本機のモノグラフとしては文句なしに最良の一冊といえよう。本書によると、最新作であるキネテック製48キットはS-2E/Gでは後部胴体が5mmほど長く、S-2Aでは7mmほど長いそうな。さらに両型の混同も見られるとしており、買わなくてよかったぜ。

 実は2冊で一組となっており、1冊目では実機の解説に中核を置き、2冊目では配備された各飛行隊に関して写真を中心に記述しており、当然ながらファンの一人であるオヤジは、2冊とも購入した。先ほどアマゾンで調べたら、ページ数201ページのVol.1の在庫はなく、出品者扱いで送料込み5,354円、一方249ページのVol.2はまだ在庫があって、送料込みで4,580円となっている。(以下次回)
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