(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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紫電写真集
 2月も半ばとなったが、まだまだ寒い日が続いている。しかし今日16日は、3月下旬の温度だそうで、暖房なしでも全く辛さは感じない。しかしその反動から週末からまた寒くなるとのことで、もうしばらくは我慢が必要だろう。

 このところしょうがないほど暇なのだが、だからといって何も料理をすることなく、例によって4時からチーズと乾きもの、そして何か一つ、例えばツナとモヤシ炒めとか、絹ごし豆腐を電子レンジで温めて、長ネギとごま油、そして醤油をかけるという、料理以前のつまみでほぼ毎日呑んでいる。あっ、週に2日間は開けるようにしているぞ。それぐらいのことはできるのだ。

 さて今回は、アートボックスの手になる別冊「紫電写真集」を入手したので、さっそく紹介したい。今月初めにリリースされたチャキチャキの新刊であり、紫電というとどうしても発展型の21型、すなわち紫電改とペアの形で綴られることがほとんどなのだが、本書は話の流れから強風も登場するがそれはわずかなもので、ほぼ紫電の記述に割いている。

 オヤジは中学生の頃に、銭湯で知り合ったソリッドモデラーで元紫電のパイロットだった方の影響か、日本機の中で一番好きな機体がこの紫電なのだ。その方から聞いた話で、紫電の床板は黒だったということを今でも覚えており、もし作るならばぜひともそれを再現したいうと思っている。

 しかし1/48はハセガワの傑作があるのでよいが、オヤジが愛する1/72ではカウリングが駄目なタミヤ、胴体が駄目なアオシマといずれも問題があり、最近リリースされたRSモデルは見てはいないもののよいかも知れないが、このスケールの単発レシプロ機に3,000円近い金をはたく気にはなれない。

 さて本書だが、写真集と謳っているだけあって確かに総ページ数128ページのほとんどは、紫電の写真で占めている。ただしオヤジが期待していた部隊レベルでの写真ではなく、そのほとんどは川西製作所、現新明和工業の手になる試作初号機の組み立て中のもので、模型製作には何かと役立つことは間違いないだろう。

 半面、部隊に配備された機体の写真はわずか15枚と、これは少々期待外れだった。ただし未発表の乙型の写真が4枚掲載されており、これは貴重なショットだろう。何しろ乙型の写真は、これまで3枚ほどしか見ていないのだからにして。

 加えて、モデルアートに連載中の「日本機大図鑑」を執筆している佐藤氏がディテールのカラーイラストを提供しており、さらにカラー側面図が13点と下面図1点が用意され、これもモデラーには役立つはずだ。また月別の生産表も挿入されており、総じて資料的な価値は極めて高い本だろう。

 それにしても、紫電改の倍以上、雷電の倍近くが生産された機体にもかかわらず、公表されている写真はあまりにも少なく、致命的なのは実機が現存していないことで、紫電ファンの一人として寂しい限りではある。
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コメント
コメント
師匠がお勧めなら~と本日購入しました。
紫電はそのうちハセガワのをやるつもりですので、その参考に丁度いいですね!
2017/02/16(木) 21:43:16 | URL | 楠木 #- [ 編集 ]
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