(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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TIGER IN COMBAT III
 年末、そして新年のあ挨拶もないままに、早や2月に入ってしまった。更新が遅れて相すまぬ。仕事が忙しかったわけではなく、単にポーっとして日々を過ごし、2日でウイスキー1本を呑むという日々を過ごしていただけなのだ。

 しかし2月に入ると、さらに寒くなった感が強い。暖房を節約するために、仕事がある以外は布団に入って本を読むというのがこれまでの日常だったのだが、今年からは寒くても布団から出ることにした。少しは進歩したということなのか。

 このところ連日、新大統領トランプがTVを賑わせている。日本にも大きく関係してくるので人との国とは言ってられないが、それにしても藪を突いて蛇が出てきたどころか凶悪なヒドラが出てくるとは、アメリカ人も考えなかったことだろう。

 いつもアメリカ・ファーストと抜かしているが、これはとんでもないことで、あの野郎が常に言っているのは、自分優先、つまりトランプ・ファーストなのだ。あんなファッショで差別野郎がこれからのアメリカを率いていくかと思うと、薄ら寒くなる。

 おまけにド腐れ野郎の安部が、追従どころか隷属しようとしているんだから始末に悪い。西側各国の首相がトランプに苦言を呈したのに対し、あの野郎は何も言わず、ただしっぽを振るだけというのは何ともはやだ。

 これ以上書いていると止まるところがなくなりそうなのでこのくらいにしておくが、トランプは地元であるニューヨークの「自由の女神」像の台座に刻まれている、1883年にエマ・ラザラスが書いた詩を読んでほしい。でもトランプの理解力じゃ、その真意は到底わかりはしないだろうがな。

 せっかくだからその詩を掲載しておこう。オヤジの訳ではあまりにも拙くなるため、名訳として知られる田原正三氏の訳文で紹介しよう。

Give me your tired, your poor, Your huddled masses yearning to breathe free,The wretched refuse of your teeming shore.Send these, the homeless, tempest-tossed to me,I lift my lamp beside the golden door!

「我にゆだねよ、汝の疲れたる 貧しい人びとを、自由の空気を吸わんものと身をすり寄せ 汝の岸辺に押し寄せるうちひしがれた群集を、かかる家なく嵐に弄ばれた人びとを我がもとへ送りとどけよ、我は 黄金の扉のかたわらに
灯火をかかげん」

 これがアメリカ独立の理念なのだ。少しはわかれよ、トランプ。お前は一人でヒトラーと、スターリンを演じようとしてるんだぞ。本当に早いとこあの野郎を排斥してほしいもんだ。もちろん阿倍の野郎もな。

 さて今回は、昨年の12月にリリースされたばかりの新刊「TIGER IN COMBAT III」を紹介しよう。本書は邦訳もあるシリーズの最新刊であり、前2巻が配備状態に関して記述していたのに対し、本巻では部隊の編成や訓練、ティーガー運用の実際、そして使用法と切り口を一変してティーガーを綴っている。

 総ページ数は512ページで、しかも版型が大きいためにずっしりと重く、気軽に寝転んで読むということができないのが難だろう。もちろん例のごとく未発表写真も多く、取扱説明書の転載写真や図も随所に点在している。

 当然ながらその情報量は膨大で、パラパラと眺めただけだがとても面白そうだ。日本にティーガー(製造番号10047)を売却した際の証書が掲載され、ドイツ軍への売却価格の3枚近い価格で売られたことがわかったり、装填手用のペリスコープや砲塔側面の予備履帯ラックがない初期生産車の転輪が、鋼製に交換された車輌の写真など珍しいものばかりで、これからじっくりと眺めていこう。(以下次回)
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いつの間に更新を…

ト大統領はそのうち弾劾されるんじゃないかな?
現役のシークレットサービスに『私は守らない』とかツイートされちゃう大統領って…。

やっぱ、良くも悪くも不動産王なんですよね。
外交センス等ひとかけらも無い…
2017/02/07(火) 11:36:47 | URL | 楠木 #- [ 編集 ]
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