(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
旧ブログ…
久々のパンター本 その2
長い残暑が過ぎて、今度は心地よい秋の日が…と思っていたら、そんな気持ちよい日がほとんどないまま秋が駆け抜けていき、もうあたりは冬の気配。オヤジはこんな日も決して嫌いではないのだが、もう窓を開けていると寒くなってしまったのはちょっと寂しいゾ。

すべての仕事が終わったので特にやることもなく、昨日に続きブログを更新しよう。仕事をしていると面倒になって昼飯はだいたい8枚もしくは6枚きりの食パン1枚で終わり、4時からは呑みタイムとなるのでつまみで済ますことになり、このところお米を食べていない。

もともとオヤジは米好きなのだが、呑んでしまうと手が重くなり連日温奴とチーズ、それに乾きもの程度で食事の代わりとしてしまう。しかも悪いことに、近頃呑むペースが上がって、700CCのウイスキーを2日で開けてしまうという日が続いている。

それで6時過ぎにはもう寝てしまい、10時か11時頃に起きて4時過ぎまで読書かTVを見るという日々が続いている。だからといって、特に体調が悪くなるというわけではなく、夜半にはもう酔いが醒めているので、まあ内蔵は元気なのだろう。

だったら、暇になった今なら何か手の込んだものを作るかといったら、これが何もしないんだ。せめて今日の昼は、食パンではなく1株が残っている青梗菜に豆腐半丁と、溶き卵を落としたラーメンでも作るとしよう。って、これ全然料理じゃないよな。

さて今回は、パンター本の続きを書くことにしよう。本書ではパンター各型の変遷に加えて、生産メーカーの違いによるツィメリットコーティング・パターンと塗装に関する長年の研究が載せられており、これからの写真解説には何かと役立つはずだ。

まずツィメリットコーティングだが、パンターを開発して最初に生産を開始したMANの場合では、深さ12.5mmのローラーを用いて砲塔と車体ともに、横もしくは縦方向のパターンを刻み、その刻まれたパターンの間に鏝を用いて横線を刻み、さらに縦方向にも刻みを入れ、最初の刻みパターンが9~10cm角となるというスタイルが採られたという。

D型の生産は1943年9月初めに終了して、砲塔の改良を図ったA型に生産が切り替えられた。ツィメリットコーティングの塗布が指示されたのが1943年8月末のことだが、実際にはコーティング剤の生産が遅延したことでD型への塗布例は極めて限定されており、おそらく10輌前後ではなかっただろうか。

そして9月5日頃にMANで完成したA型、車体製造番号154810ではコーティングは未塗布で、21日に完成した154834ではコーティングが塗布されているので、この間にMANでの生産車に対する塗布が開始されたはずだ。つまりA型でも極初期生産車では、コーティングが施されていなかったのだ。

また、ジェンツ氏の研究では、A型は生産当初より鋳造製でペリスコープを内蔵した新型キューポラを備えていたとされていたが、本書では初期生産車ではキューポラの発送遅延により、D型と同じ円筒形のキューポラを備えて完成したとしており、確かに掲載された写真でも確認できる。(以下次回)


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