(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
旧ブログ…
CONCEPT AIRCRAFT
 今日26日はとても穏やかな日曜で、ほどほどの温もりがありのんびりとするには最適の日だろう。もっとも、オヤジはいつものんびりなのだが…。例によって、今日も4時から呑むので2時半に水を入れたボトルを冷凍庫に収め、3時半には豆腐の水切りをしよう。これも毎日変わらないルーチンだ。

 昨日冷凍庫から冷蔵庫に肉を移すのを忘れたため、今日は昨日に居酒屋で食べ残したキャベツサラダと串揚げを持ち帰ってきたので、温奴とチーズ、そして煎餅とつまみは十分なのだが、少々盛り上がりには欠けるので近くにできた7:11で何か買おうかと考えている。明日の引き落としに備えて入金の必要があるので、行かなければならないのだから…。

 さて今回は、2005年に刊行された「CONCEPT AIRCRAFT」を紹介しよう。本書はアヴィエーション・ファクトファイルの一環であり、オヤジはすでにこのシリーズの第二次大戦機とアメリカの軍用機、それに現代の軍用機を購入しており、もう少ししたら民間機も届くだろう。

 タイトルこそ異なるものの、このシリーズは共通のコンセプトでまとめられており、2ページで1機を紹介し最初のページで写真と初飛行などのアウトラインを収め、次のページで機体解説とカラー図を配している。

 また基本データも用意され、さらには同種の機体との比較が図版を用いて解説されており、さほど詳しい解説でははないが手軽な機体便覧としてはなかなかのものだろう。もちろんこれで何かの原稿が書けるというものではないがな。

 テーマであるコンセプト機とは、試作機や研究機、そして少数生産機を指しており、シリーズの中でも少々特異な存在ではあるが、オヤジは結構気に入っているのだ。ただし手軽に読めるとはいっても、版型は大きく総ページ数256ページと厚いので、寝転んで読むにはちと重すぎるきらいもある。

 本書に取り上げられている機体はそれこそ千差万別で、メーカーをアルファベット順で並べているので、最初に飛行船スカイシップが出てくるという面白さで、最後はYaK141となる。

 ただし計画機類は一切なく、実機が製作され飛行した機体に限定されている。もちろん収録されている機体は試作機や研究機すべてというわけではないが、それは当然のことだろう。それでも120機以上が収められ、お買い得感もある。

 オヤジは本書を送料込みで出品者から2,200円ほどで購入したのだが、先ほど調べたら3,000円を超えており、少し得した気分。定価が20ポンド、今のレートでだいたい2,800円ほどなので、まあオヤジとしてはいい買い物だと思っている。

 万人向けの本ではないが、その種の機体に興味がある方ならば持っていても損をすることはあるまい。
スポンサーサイト
「S2F/S-2 TRACKER WF-2/E-1B TRACER」
 オヤジはいつもゴミ収集日の深夜、たいがい午前3時ごろにゴミを捨てに行くのだが、今日25日に捨てに行ったら風がそれまでの突き刺すような寒さではなく、確かに寒いことは寒いが春の息吹を感じさせてくれる寒さで、季節の移ろいを身をもって感じた次第。

 先頃塩鶏を作り昨夜のつまみにしたら、これが結構旨かった。まず鶏の胸肉に塩を振って揉みこんだ後、キッチンペーパーでくるんでからチャック付きポリ袋に入れて1日ほど冷蔵庫で寝かせ、水けを拭き取って10分ほどアクを取りながら茹でる。

 そのまま冷まして食してもよいが、オヤジはラップでくるんでからまたもや冷蔵庫に投入した。というのは、一昨日単に酒が切れていたからで、酒を待って昨日食したわけだ。

 当初は棒棒鶏にしようと思っていたのだが、練り胡麻が固まり少々分離していたためひとまず見送って、ワサビ醤油とサンドイッチ・スプレッドにつけて食べた。まだ少し残っているので、昼の塩ラーメンに入れて鶏チャーシューとしよう。豚じゃないんだけれどね。まっ、それもありか。

 さて今回は、先回紹介した「GRUMMAN S2F/S-2 TRACKER」の続編となる「S2F/S-2 TRACKER WF-2/E-1B TRACER」を紹介しよう。前回が機体自体と海外での装備機に終始したのに対し、本巻では機体が配備された飛行隊を取り扱っている。

 当然ながらアメリカ海軍のみで、海軍航空試験センター(MATS)から始まり、航空機・航空施設配備の各飛行隊までずらりと並べている。各飛行隊の冒頭にはパッチも用意されているが、残念ながらカラーではなくこれだけは心残りだろう。もっともカラーは表紙と裏表紙だけなのだが…。

 何しろモノグラフがほとんどない機体だけに、海軍のオフィシャルだけでもありがたいのに加えて、個人コレクションの写真も随所に挿入され写真集としての価値は極めて高い。こうなると本機の更新であるS-3ヴァイキングもほしくなるよな。

 Vol.1よりもかなり厚く、トラッカー好きならば必ずや手元に置いておきたい一冊であることは間違いない。ただ残念なことに、オヤジが好きな1/72でのキットはいにしえのハセガワしかなく、しかも各部に問題があるので、新キットのリリーズを望みたい機体ではある。

 しかしもはや見ることはできないし、新規開発は難しい機体なのでこれは望み薄だろう。さらに悪いことに、イギリスは艦上対潜機としてガネットを運用したため、エアフィックスがリリースするということは考え難い。

 今の技術で各派生型がキット化されたとしても、それに飛びつくモデラーは限定されるとの判断があるのだろうな。きっと。ファンの一人として寂しい限りではある。

 
GRUMMAN S2F/S-2 TRACKER
 このところようやく温かさが感じられるようになり、春の芽生えを感じさせてくれる。昨年までとは違い、今年からは仕事がなくとも布団を出て机に向かうようにしているので、やはり暖房を入れたくなるがそれでも我慢をしているのだ。

 まあ例によって4時から呑んではいるのだが、一応週2、3日は呑まない日を設けて少しは酒を抜くようにしている。それにしても、昔カンプで一緒だった十川君や、航空機ライターの大先輩である藤田さんがお亡くなりになったのには驚いた。

 オヤジもほぼ同世代なので少しは気になるのだが、ボンビではあるものの体はすこぶる快調で、しかも毎日量はともかく野菜を摂るようにしているので、昔よりは体調は良くなっていると思うぞ。まあ自分比ではあるけれどね…。

 加えて外に出て人と合うことが極端に減ったため、ここ数年風邪をひくこともなくなった。それがいいのか悪いかはわからないが、少なくとも体には優しくなっているはずだ。まあいいと思うことにするのが一番だろうな。

 さて今回は、昨年購入したネーバルファイター・シリーズの、「GRUMMAN S2F/S-2 TRACKER」を紹介しよう。すでに退役して久しく、実機を見たという人も少なくなったと思うが、オヤジがガキの頃は海自のS2F-1(1963年9月にS-2Aと改称)と、その輸送型S2F-C(同じくUS-2)をいつも目にしていたものだ。

 それまでのTBMアベンジャー、そして戦後型のAF-2ガーディアンで、レーダーを備えて潜水艦を発見するいわゆるハンターと、兵装を搭載し潜水艦を撃沈するキラーの2機でペアを組んで任務遂行にあたった艦上対潜作戦を、1機でこなせる機体として開発されたエポックメイキングがこのトラッカーなのだが、アメリカ海軍以外にも日本やイタリア、カナダなど合わせて14カ国で装備されたにもかかわらず、そのモノグラフの数は極端に少ない。

 オヤジの知る限りではプロファールと、世界の傑作機しか存在せず、いずれも現在では入手が極めて困難という状況なので、現在見ることができる唯一のモノグラフといえるのが本書である。

 本書は元ガーディアンとトラッカーのパイロットと、本シリーズでF-111BやXF8U-3をものした航空ライターがタックを組んでまとめたもので、対潜型に加えて輸送型と早期警戒型WF-2(同様にE-1B)を多角的に取り上げている。

 まず艦上対潜機の基本的な運用法について解説してから、新型艦上対潜機の要求に応じた各車の案をずらりと並べた開発状況、そしてディテール写真と取扱説明書からの転載図を縦横に配して、本機の実像を詳細に解説している。

 さらに各スケール・キットや、アメリカ以外での状況にもふれており、本機のモノグラフとしては文句なしに最良の一冊といえよう。本書によると、最新作であるキネテック製48キットはS-2E/Gでは後部胴体が5mmほど長く、S-2Aでは7mmほど長いそうな。さらに両型の混同も見られるとしており、買わなくてよかったぜ。

 実は2冊で一組となっており、1冊目では実機の解説に中核を置き、2冊目では配備された各飛行隊に関して写真を中心に記述しており、当然ながらファンの一人であるオヤジは、2冊とも購入した。先ほどアマゾンで調べたら、ページ数201ページのVol.1の在庫はなく、出品者扱いで送料込み5,354円、一方249ページのVol.2はまだ在庫があって、送料込みで4,580円となっている。(以下次回)
冗談じゃないぞ
 困ったことになった。愛用しているパナソニックのDIGAブルーレイレコーダーが1か月ほど前から不調となり、ブルーレイのフォーマットが不能となったのに加え、ブルーレイ・ディスクへのダビングもできなくなってしまったのだ。

 おまけに、ダビングしたブルーレイ・ディスクにノイズが発生するようになって、ひどいものはノイズだらけでとても見れないものとなってしまった。もちろんディスク面の清掃や、レンズクリーニングも実施しているので、もう駄目かとそのディスクはゴミ袋行と相成った。

 しかし例によって夜半に本を読んでいたら、ふと閃いてゴミ袋から回収し再生専用のブルーレイ・プレーヤーに入れてみたら、何とノイズなどはなくとても綺麗に見えるではないか。これでDIGAのブルーレイ・ドライブ故障ということが判明した。

 修理に出すと3万円前後が必要になるし、どうせなら新規購入のほうが良いよなと価格.comで探したが、その背景には先頃刊行された別冊の原稿料が入るという目算があったのだ。これは当然のことだよな。

 そして振り込まれた原稿料見て唖然。何と源泉1割込みでわずか15万円だったのだ。オヤジとしては400枚以上書いたので、まあある程度は入るよなと信じて疑わなかったのだが、これでは原稿用紙1枚400円以下じゃないか。

 これは何かの間違いだろうと、早速担当編集者に連絡すると、予算不足から15万円で申請したとのこと。ひどい! ひどすぎる。これですっかり計画が崩れてしまい、死活問題にまで発展した。

 武士の情けで出版社名は書かないが、わかる人はわかると思う。最初に確認しなかったオヤジも悪いのだろうが、その旨をちゃんと連絡するのは編集者の勤めじゃないだろうか。オヤジの培った知識が、女子高生のバイト料半分以下というのは、あんまりだゾ。オヤジは便利屋じゃないのだ。オヤジも長らく原稿を書いてきたが、1枚1,000円以下というのは初めての経験となった。

 そんなわけで、今回は本の紹介などを書く元気はなく恨みつらみに終始してしまった。今後の生活が本当に心配になってきたぞ。果たして生きていけるのか。トホホですな。

 
紫電写真集
 2月も半ばとなったが、まだまだ寒い日が続いている。しかし今日16日は、3月下旬の温度だそうで、暖房なしでも全く辛さは感じない。しかしその反動から週末からまた寒くなるとのことで、もうしばらくは我慢が必要だろう。

 このところしょうがないほど暇なのだが、だからといって何も料理をすることなく、例によって4時からチーズと乾きもの、そして何か一つ、例えばツナとモヤシ炒めとか、絹ごし豆腐を電子レンジで温めて、長ネギとごま油、そして醤油をかけるという、料理以前のつまみでほぼ毎日呑んでいる。あっ、週に2日間は開けるようにしているぞ。それぐらいのことはできるのだ。

 さて今回は、アートボックスの手になる別冊「紫電写真集」を入手したので、さっそく紹介したい。今月初めにリリースされたチャキチャキの新刊であり、紫電というとどうしても発展型の21型、すなわち紫電改とペアの形で綴られることがほとんどなのだが、本書は話の流れから強風も登場するがそれはわずかなもので、ほぼ紫電の記述に割いている。

 オヤジは中学生の頃に、銭湯で知り合ったソリッドモデラーで元紫電のパイロットだった方の影響か、日本機の中で一番好きな機体がこの紫電なのだ。その方から聞いた話で、紫電の床板は黒だったということを今でも覚えており、もし作るならばぜひともそれを再現したいうと思っている。

 しかし1/48はハセガワの傑作があるのでよいが、オヤジが愛する1/72ではカウリングが駄目なタミヤ、胴体が駄目なアオシマといずれも問題があり、最近リリースされたRSモデルは見てはいないもののよいかも知れないが、このスケールの単発レシプロ機に3,000円近い金をはたく気にはなれない。

 さて本書だが、写真集と謳っているだけあって確かに総ページ数128ページのほとんどは、紫電の写真で占めている。ただしオヤジが期待していた部隊レベルでの写真ではなく、そのほとんどは川西製作所、現新明和工業の手になる試作初号機の組み立て中のもので、模型製作には何かと役立つことは間違いないだろう。

 半面、部隊に配備された機体の写真はわずか15枚と、これは少々期待外れだった。ただし未発表の乙型の写真が4枚掲載されており、これは貴重なショットだろう。何しろ乙型の写真は、これまで3枚ほどしか見ていないのだからにして。

 加えて、モデルアートに連載中の「日本機大図鑑」を執筆している佐藤氏がディテールのカラーイラストを提供しており、さらにカラー側面図が13点と下面図1点が用意され、これもモデラーには役立つはずだ。また月別の生産表も挿入されており、総じて資料的な価値は極めて高い本だろう。

 それにしても、紫電改の倍以上、雷電の倍近くが生産された機体にもかかわらず、公表されている写真はあまりにも少なく、致命的なのは実機が現存していないことで、紫電ファンの一人として寂しい限りではある。
Yakovlev Aircraft
 暦の上では春になったにもかかわらず、例年通り寒い日が続いている。昨年は電気料金軽減のために日がな布団に入っていたのだが、今年のオヤジは違う。ちゃんと起きて本を読んだり、映画を見たりというスタイルに切り替えたのだ。

 そして例のごとく16時になったら呑み始め、19時頃には寝て夜半に起きてから、朝5時頃まで布団の中で本を読むという毎日が続いている。体にいいか悪いかはわからないが、まあ痛みなどは感じないのでいいことだと思うことにしよう。

 恐政野郎トランプが抜かしやがったイスラム系の入国禁止が、最高裁により違憲と判断され、ひとまず中止と相成った。ともあれ三権分立が正しく機能していることを示す好例だな。日本も詐欺政権に対して、もっと反意を掲げてほしいのだが、なんせ三等国民だからそれは無理。困ったもんだ。

 夏に行われる都議選で、これまでの自民党の牙城が崩れてくれれば追い風も期待できるのだが、これはどうなることやら。ひとまず傍観するしかない。って、オヤジはもやや都民ではないので、選挙に参加することができないのが辛いぞ。

 さて今回は、前回のティーガー・イン・コンバットIIIの続きではなく、1997年の刊行と20年前の古い本「Yakovlev Aircraft」を紹介したい。すでに新資料を下敷きとした傑作の大冊「OKB Yakovlev: A History Of The Design Bureau And Its Aircraft」を持っているのになぜ購入したかというと…、それは格安だったからだ。

 著者は日本でもよく知られるビル・ガンストンで、プットナム出版の航空機メーカー・シリーズの一環としてリリースされた本であり、登場当時は文句なしにベストの存在であった。さすがに今では色褪せてはいるが、イギリスやアメリカのメーカー本と比べても、さほど遜色ない仕上がりとなっている。

 最初にヤコブレフと設計局の概要を記述して、最初に手掛けた機体アマカカから当時最新の計画だった無人機ミルDPLAまで、100機種が取り上げられ、随所に写真と図画盛り込まれているのは、シリーズのお約束だろう。

 総ページ数も235ページと結構なヴォリュームで、巻末には搭載したエンジンと武装、各種記世界録に関する簡単な記述も用意され、同設計局の便覧としては資料な価値は十分あろう。ただし表紙のイラストは、チトいただけないが…。

 オヤジは本書を送料込みで556円で購入したのだが、先ほどアマゾンを除いたら300円+送料257円で出品者が出しており、この価格ならば十分に買いだろう。
TIGER IN COMBAT III
 年末、そして新年のあ挨拶もないままに、早や2月に入ってしまった。更新が遅れて相すまぬ。仕事が忙しかったわけではなく、単にポーっとして日々を過ごし、2日でウイスキー1本を呑むという日々を過ごしていただけなのだ。

 しかし2月に入ると、さらに寒くなった感が強い。暖房を節約するために、仕事がある以外は布団に入って本を読むというのがこれまでの日常だったのだが、今年からは寒くても布団から出ることにした。少しは進歩したということなのか。

 このところ連日、新大統領トランプがTVを賑わせている。日本にも大きく関係してくるので人との国とは言ってられないが、それにしても藪を突いて蛇が出てきたどころか凶悪なヒドラが出てくるとは、アメリカ人も考えなかったことだろう。

 いつもアメリカ・ファーストと抜かしているが、これはとんでもないことで、あの野郎が常に言っているのは、自分優先、つまりトランプ・ファーストなのだ。あんなファッショで差別野郎がこれからのアメリカを率いていくかと思うと、薄ら寒くなる。

 おまけにド腐れ野郎の安部が、追従どころか隷属しようとしているんだから始末に悪い。西側各国の首相がトランプに苦言を呈したのに対し、あの野郎は何も言わず、ただしっぽを振るだけというのは何ともはやだ。

 これ以上書いていると止まるところがなくなりそうなのでこのくらいにしておくが、トランプは地元であるニューヨークの「自由の女神」像の台座に刻まれている、1883年にエマ・ラザラスが書いた詩を読んでほしい。でもトランプの理解力じゃ、その真意は到底わかりはしないだろうがな。

 せっかくだからその詩を掲載しておこう。オヤジの訳ではあまりにも拙くなるため、名訳として知られる田原正三氏の訳文で紹介しよう。

Give me your tired, your poor, Your huddled masses yearning to breathe free,The wretched refuse of your teeming shore.Send these, the homeless, tempest-tossed to me,I lift my lamp beside the golden door!

「我にゆだねよ、汝の疲れたる 貧しい人びとを、自由の空気を吸わんものと身をすり寄せ 汝の岸辺に押し寄せるうちひしがれた群集を、かかる家なく嵐に弄ばれた人びとを我がもとへ送りとどけよ、我は 黄金の扉のかたわらに
灯火をかかげん」

 これがアメリカ独立の理念なのだ。少しはわかれよ、トランプ。お前は一人でヒトラーと、スターリンを演じようとしてるんだぞ。本当に早いとこあの野郎を排斥してほしいもんだ。もちろん阿倍の野郎もな。

 さて今回は、昨年の12月にリリースされたばかりの新刊「TIGER IN COMBAT III」を紹介しよう。本書は邦訳もあるシリーズの最新刊であり、前2巻が配備状態に関して記述していたのに対し、本巻では部隊の編成や訓練、ティーガー運用の実際、そして使用法と切り口を一変してティーガーを綴っている。

 総ページ数は512ページで、しかも版型が大きいためにずっしりと重く、気軽に寝転んで読むということができないのが難だろう。もちろん例のごとく未発表写真も多く、取扱説明書の転載写真や図も随所に点在している。

 当然ながらその情報量は膨大で、パラパラと眺めただけだがとても面白そうだ。日本にティーガー(製造番号10047)を売却した際の証書が掲載され、ドイツ軍への売却価格の3枚近い価格で売られたことがわかったり、装填手用のペリスコープや砲塔側面の予備履帯ラックがない初期生産車の転輪が、鋼製に交換された車輌の写真など珍しいものばかりで、これからじっくりと眺めていこう。(以下次回)