(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
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Kagero出版のHeinkel He219 Uhu その2
先回に阪神のことをヤクザ球団と書いたら、友人から抗議のメールをいただいてしまった。オヤジとしては昔から巨人ファンの間だけで言ったいたことを書いたのだが、それで気を悪くしたのにはここで謝意の意を表する。

もちろん阪神は巨人の良きライバルだと思っているし、球団や選手、そして関係者諸氏を嘲ったり、馬鹿にしたり、ましてや非難しているわけではなく、単に書いてしまったというだけだ。

もちろん文章は言葉と同じで取り消すことはできないから(物理的には可能であっても)、ここは反省するということでお許し願いたい。ごめんなさい。

今日は誕生日うということで、例によって福屋でコロコロと住職さんと一緒に呑むことにあいなった。ひとまず仕事はすべて終わったし、次の仕事の材料がまだ届かないので中休みということでちょうど良い。

最大の欠点は原稿料が入る前日ということで、ほぼ赤貧状態ということだ。昔からそうだったんだよね。こればっかりはどうしようもないか。まあ呑み代はともかく、呑めば足がワヤになり、帰りのタクシー代3,500円が結構辛いんだよね。

まあ明日に備えて野菜なども買えるから、まあいいか。しかしこのところの葉物野菜の値上がりは厳しい。気象条件に大きく左右されるというのは十分わかっていても、やはりレタスが300円前後というのには二の足を踏まざるを得ない。

だからこのところ昼のホッオサンドはお休みで、6枚切りの食パン1枚にマーガリンを塗り、オーブントースターで焼いてから食すという侘しい昼食が結構続いている。まあ慣れているので、どうということもないのだがナ。

さてここからは前回の続きで、VoL.IIの本文はVol.Iよりも短く、2年にも満たない本機の実戦記録に限定して記述されている。ページ数で見れば写真だけのページを含めて29ページなので、総ページ数110ページの1/4強といった程度だ。

写真も当然用意されているが大半は見たものばかりで、しかもほとんどが破壊されたり、戦後連合軍が撮影したものであって、生きている写真は極めて少ないが、これはいたし方あるまい。そんな状況下の機体なのだからして。

本書の売りはやはり詳細に作られたディテース・イラストなのだが、写真では今ひとつわかりにくかった部分も作者が判断して作っているため、その情報量は写真よりも多く、キット製作には必ず役立つはずだ。

例えば後席の上枠に照準器を装着し、前席の枠上に反射鏡を装着したシュレーゲムジーク用の照準装置など、本書でようやくその詳細が判明したほどだ。またレーダー機材や脚周り、内部構造などに加え、Ta154を2枚含んだ全体イラストも12ページ用意されている。

惜しむらくはタミヤのキットで、A-7のサブタイトルということで実機ではFuG202レーダ機材を廃止したというのに、後席に廃止前と同様2種のレーダー機材を搭載するという過ちを犯しているのだが、本書も残念ながらその状態で作っており、FuG202用の機材を降ろした図がないのは残念だ。

He219はオヤジの好きな機体ベスト10に入ってはいるのだが、さすがに32となると大き過ぎて持て余すことは確実なので、ハセガワが72、造詣村が48で新キットをリリースしてくれることを切に望んでやまない。

まあこれまでの推移を考えると造詣村からはリリースされそうだが、ハセガワは無理かな。でもオヤジの本命である72のキットが(って、もはや作らないだろうにもかかわらずだが)いずれも問題だらけなので、やはり新キットは欲しいよな。

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Kagero出版のHeinkel He219 Uhu
このところ秋らしい日が少し続いたと思ったら、もう明け方は寒くなってきてトランクス1枚のオヤジも少々辛くなってきた。そろそろパジャマを着よう。そういえば今日は秋分なので、それもまあ当然か。

秋となるとやはり秋刀魚を食したくなるのだが、今年は価格が高く300円前後というのでは手が出せないと嘆いていたら、いつも利用しているイトヨードー・ネットスーパーで120円、しかも18日なので配送料が80円。早速頼みましたよ。

そして酢橘やカボス、大根もなかったけれど、フィッシュロースターで色よく焼いて美味しくいただきました。いやあ、やっぱ秋刀魚は美味いよね。その翌日は賞味期限が切れた焼きソバにしたんだけれど、キムチを入れソースや塩というありきたりの味付けを避けて、ナンプラーで炒めたらこれまた美味かった。

それでもって、今日の夜は生姜焼きだな。巨人も優勝した、というより例によってふがいないヤクザ球団が勝手に負けたので、オヤジとしてはいまひとつ面白くはないのだが、まあビールも日本酒も、ワインも焼酎もいあるので飲み物には困らない。それでもって明日は誕生日。齢63歳になるのだな。オヤジも。

このところ消費税の値上げやなんだらで、自民党政権は自動車産業を中心とした大企業一辺倒であることがはっきりした。そりゃあ給料が上がる会社にいる人はいいだろうが、零細企業は給料が上がらないどころか、個人商店などは消費税の支払いで四苦八苦することは目に見えている。

そして給料が上がれはそのしわ寄せは下請けに行くことは間違いないし、手前らの都合でデフレ脱却を図った結果、物価の高騰がこれまた大衆を苦しめている。まったく税が上がろうが気にしない奴等が勝手に決めているんだから、何をかいわんやだ。

自慢じゃないが、オヤジはこの20年以上原稿料が上がったことなんかないぞ! 仕事を増やそうにも元々需要が少ないので、それも難しいときてる。まあ売り込みをしないで、ただ発注を待っているオヤジにも問題があるのだが…。

さて今回は、Kagero出版の「Heinkel He219 Uhu」を紹介しよう。本書は同社のモノグラフ・シシーズの一環としてVol.I、IIがリリースされているが、実はすでにそれ以前同社は、同じシリーズからNo.41としてHe219を刊行している。

ただ絶版ではないのだが、現在は在庫切れで入手できなくなっており、その代替の意味もあるのかもしれないが内容はかなり異なっており、前作をお持ちの方でも購入することに不安を感じることはあるまい。

前作が実機解説と写真、そして各型の図面という、いわばモノグラフの王道ともいえる手法でまとめられているのに対し、本書は本文部分を短縮しそれ以外のページをCGによる細部イラストとしているのが大きな特徴だ。

またVol/Iでは1/72と1/48で、Vol.IIでは1/32の図面を折込ではなく別添えの形で用意しており、リベットなどもかなり細かい表現で描かれており、モデラーには何かと参考になろう。(以下次回)
中国製の詐欺商品には気をつけよう
少し前に、いつもお世話になっている住職さんの誕生祝としてブルーレイ・プレーヤーをプレゼントした。赤貧のオヤジでもやるときはやるのだ。しかし思わぬ落とし穴があったゾ。

というのは、確かめてはいたのだがセッティングの段階で判明したのが、TVにはHDMI端子がなく、一方プレーヤーにはピンピン・コードと呼ばれる音声2本、映像一本のケーブル接続端子がないことなのだ。

来年からアナログでの接続が禁止されるので、最近発売されたものには最初からピンピン・ケーブルの端子が廃止されているのだ。当然弱電オヤジは知っており、だから最初に確かめたのだが、結果的には接続不能となってしまった。

さてどうしたものかと考えて、プレゼントしたものをオヤジが引き取り新しいものをもう一度プレゼントすることにしたのだが、そこへ住職さんからのメールが届いた。アマゾンで見つけた変換ケーブルを発注したとのこと。

うーん、住職さんは弱電の知識に欠けるので喜んだのかもしれないが、そのケーブルは単にHDMI端子とピンピン・コードをつなげたもので、確かにそれぞれの機器を接続することはできるが、それではまったく映らない。

それはディジタル信号からアナログ信号へ変換されていないので、しごく当然なのだ。変換にはコンバーターが必要なのに、その製品は単にケーブルのみなので、そりゃあ映るわきゃないよな。

やはり新たな購入だなと考えていたら、そこはそれ、太っ腹な住職さんだけあって、新しいTVを購入したとのこと。なんだか余分な出費をさせて悪いような気がするのだが、綺麗に映ると喜んでいるのでまっいいか。

ここでオヤジが言いたいのは、例によって3等国の中国の知らないメーカーが作った詐欺商品を、天下のアマゾンが平気で扱っているということだ。弱電の知識がなく、単に写真だけで見ればそりゃあ格安なので購入してしまうよナ。

でも接続できても映らない。そこで初めて騙されたと気づくのだが、500円前後なので送料を負担してまでも返品しないというのが普通の人間だろう。そこがメーカーの付け目なんだろうな。さすが3等国だけのことはある。

購入者の知識が足りないことを悪用している商品だけに、アマゾンは即刻扱いを停止すること。これをオヤジは声を大にして言いたい。さすれば騙されることもなくなるのだから。

いつ出版されるかはわからないのだが、先頃DACO出版のF-16を訳したので、原稿料が入ったらオヤジもキンドルファイアHDなるタブレットと、住職さんに上げたブルーレイプレーヤーを購入したいと思っている。

なにしろダビング中はプレーヤーを見れないし、今では録画はすべてAVCRECで行っているので、もう1台のプレーヤーでは非対応のため見ることができないからだ。2万5千円程度の出費となるが、まあそれぐらいはいいか。小金が入ると急に太っ腹になるから怖い。やっぱ、貧乏人って阿呆だよナ。

タブレットも前から欲しかったのだが、キンドル~はアプリが少なすぎると問題視されているものの、オヤジはアマゾンから格安で、しかも紙版がないアイテムを購入するのに使うのでまったく問題ではない。

これで現在使用しているモバイル・キューブと組み合わせ、外出中にどこでも情報を入手することができるようになる。これってやっぱ、大人のおもちゃだよな。プラモを買わなくなった分、本やこんなもので消費しているから、結局赤貧が続くわけだ。クッー、泣けるぜ。
トワイライト・ゾーン DVDシリーズ
ようやく残暑も終焉に近づいたようだが、今日9月12日は最後の足掻きか結構暑いゾ。って、少し前よりはぜんぜん過ごしやすいんだけれどね。一仕事すんだと思ったら、今度はグランドパワー誌のヤークトティーガーと、のんびりしている時間はない。

今世の中は、東京オリンピックの招致で浮かれているが、おい、ホントにそれでいいんかい。東北の復興はまだまだだし、各種施設のために使う金があるのならば復興を先に考えるのが筋じゃないのか!

おまけに東京電力の汚染水垂れ流しも、依然まったく先が見えない。これはどう見ても天災ではなく人災だ。そしてその処理にまたもや国民の税金が抽出されるというのに、東京電力は自らの施設をほとんどそのまま残し、社員にはボーナスも支給されるという始末。

普通の会社じゃそんなことありえないぞ。お前ら何か勘違いしてるんじゃないか! 早く解体してして、国の管理にしてもらいたいもんだ。って、そうなったからとてほとんど変わるというものじゃないんだけれどネ。国民は黙って税金を払い、搾取されてりゃいいというのが政府の本音なんだからな。

さて今回は、先頃リリースされ今TVでCMを流している、アセットの「ミステリー・ゾーン」DVDシリーズを紹介しよう。元々は1950年代末から60年代にかけてTV放映されたSFシリーズで、オヤジの世代だと「トワイライト・ゾーン」と呼んだほうがしっくりくる。

日本では1961年から放映が開始されており、その当時オヤジは11歳の餓鬼んちょで、悲しいかなその頃には家にTV自体がなかったので見れなかったという悲しい現実がある。まあおかげで、今しょっちゅうお目にかかる「いとうあさこ」や「友近」なんていう、見ると殴りたくなるような不細工な女性を見ないですんでいたということにもなるのだが…。

そしてアメリカでは最終的に5年間に渡って放映され、その数は156話を数える。そして日本では15年の長きに渡り、その間中断もたびたびあったのだが、オリジナルにわずかに足りない152話が放映された。無論オヤジも1962年からはリアルタイムで見ているのだが…。

で、今回リリースされたDVDシリーズだ。オヤジはまずアマゾンで第1号を購入し、珍しくも届いたその日にPCで全巻注文した。1ヶ月で3,600円ほどの出費となるが、まあそれは我慢しよう。でも1巻あたり3話で75分ということを考えると、1,000円程度が妥当だと思うのだが、まあこれも我慢しよう。欲しいのだからな。

しかし宣伝では21巻までのリリースが予定されており、そうなるとその作品数は63話となり、これに予約特典であるパイロット版と日本未公開作品2話をセットした1枚が送付されるので65話となるのだが、それでもオリジナルの半分以下というのはどうかと思う。

この種のシリーズは、やはり全作品を収録しなければいけないんじゃないだろうか。また吹き替えと英語音声を選べるが、字幕が用意されていないというのは価格を考えると手抜き以外の何ものでもない。これはオヤジも怒りたいぞ。

さらに同梱されているマガジンとやらが、単に作品を紹介しているだけで資料性がまったくなく、しかも1/3程度は予約購読の勧めなどの宣伝に割かれているというのも気に食わない。どうせ作るのならば、まともな記事を載せて欲しかった。

とまあ、問題はあるにせよ、見れなかった作品や、うろ覚えの作品が蘇る(金狼 じゃないゾ)というのは、オヤジにとって嬉しいのだ。なおトワイライトゾーンとは、日本語に訳すと黄昏時や逢魔が時となるのだが、その昔、金星の太陽に向いている面とその反対側の面の中間地帯で、温度が300度(これは記憶。正しくはないぞ)ぐらいになる地帯を指す言葉でもあったのだ。

まことしやかに、ここなら人間が行けそうだなんて話もあったけれど、今ではとても無理であることが判明している。まあ、昔のことだからね。まあせいぜい、届いたエピソードを見ることにしよう。
THE RF-101C VOODOO OVER SOUTH EAST ASIA 1961-1970
更新が遅れてまことに相すまぬ。このところ単行本と翻訳の締め切りが重なって、ブログを書けなかったのだ。生きていくためには、仕事は大事だしネ。といいながらも、ちゃんと週に一回は呑みに出ているのだ。トホホ。

このところ消費税の引き上げ是非を問う有識者とやらの討論会が開かれているが、オヤジに言わせれば、あんなものポーズ以外の何者ではない。何しろ消が上がっても、まったく困らない奴等ばかりというのが笑かしてくれる。

消費税が上がってデフレもなくなり、給料も上がって万々歳と腐れ政府は言いたいのだろうが、おい! 給料なんて上がらないレイバーは一杯いるんだぜ。オヤジだってこの20年間以上原稿料か上がっていないぞ!

まったく手前らの都合がいいことしか考えていない政府って、いったいどうしたらいいのだ。何しろ大企業を助けることで、手前らに入ってくる金を何とか増やそうとしている政治屋ばかししかいないというのは、どういうことなんだ。

東京電力のでたらめ振りといい、ド腐れ政府といい国民のことなんか何ひとつ考えちゃいない。そんな中でも税金を払い、住民税を払わなければならないのだから、もはや未来などどこにもないな。

と怒ってばかりいてもなんだか呑みたくなってくるので、ここで話を変え最近購入した「THE RF-101C VOODOO OVER SOUTH EAST ASIA 1961-1970」を紹介しよう。

タイトルからもわかるように、東南アジア、すなわちベトナムを中心としたRF-101Cの作戦史で、断片的には伝えられてはいるものの、単行本の形でリリースされたのは本書が最初じゃないだろうか。というわけで、見つけたので早速買ってみたゾ。

オリジナルは、マックスウェル空軍基地の歴史センターで1979年3月に発表された研究論文であり、2006年に公開が認可されて2012年に本の形で出版されたものだ。ということは目にふれる機会がなかったかも知れず、それはそれで貴重なものだろう。

タイトルからわかるように、ベトナム戦をハイライトとして1961年から1970年まで東南アジアに展開したRF-101Cに関して綴られている。このため後期に登場した、戦闘機から改造された偵察型G/Hに関してはほとんどふれられていないのは残念だ。

これまで知られていなかった、ベトナムにおける活動状況が詳しく語られており、最初のベトナム展開は南ベトナム政府から航空ショーへの参加を申し込まれ、当時沖縄に展開していた第15TRS(戦術偵察飛行隊)所属のRF-101Cが3機、タン・ソン・ニュット空軍基地に派遣されたのが最初だという。

そしてショー自体はキャンセルされたものの、南ベトナム政府が建物や駐機ランプなどを用意し、沖縄からも支援用の人員や各種写真解析機材などを送り込み、パイプ・スティーム(パイプの幹)の呼称でそのまま居ついてしまったという。

この調子で、後継のRF-4Cに座を完璧に明け渡した1970年までの作戦行動が描かれており、各種偵察カメラなどの機材後進に関しても詳しく記述されている。研究論文なので、その表現も比較的平滑だ。

また巻末には被撃墜機リストも掲載されており、併せて作戦中に35機を失ったことがわかる。これに作戦中の事故機3機が加わり、同時期に活躍した海軍・海兵隊のRF-8GA/Gの損失数が32機なので、RF-101Cが悲劇の女王と呼ばれていたことも理解できよう。

先ほどアマゾンで調べたら、1,692円で出品者からは1,369円+送料250円だが、キンドル版だと935円と若干安くなっている。122ページと大冊ではないが、購入して損はしないと思うゾ。