(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
旧ブログ…
Junkers Ju 388: Development, Testing And Production of the Last Junkers High-altitude Aircraft
 今日6日は朝から雨が降ったりやんだりで、午後から図書館に行く予定なのに、はてどうしたことやら。まあ湿度は高いが涼しいので、ひとまずオヤジにはありがたいことではあるのだが…。おっ、昼の天気予報でこれからは雨は降らないとしているにで、これはやはり行くしかないだろう。

 外に出ないと生鮮食料品が買えないし、田舎堤のCOOPは結構高いのでやはり千歳烏山で買うのがべストになるのだ。電車賃を必要とするが、それは図書館と相殺できるので気にはならない。まだPASUMOが残ってるしね。

 今メールが来て、15時から1時間限定でアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーが半額になるとのこと。これも前からほしかった調理器具だけに心が惹かれるが、生活費との兼ね合いが…。困ったもんだな、ホント。

 と妄想していたら、夕方にコロちゃんと呑むことになった。これでヨーグルトメーカーは必然的にあきらめざるを得ない。まあそのうち金が入ったら、買えばいいさと自分を騙すことにして先に進もう。旧交を深めるのは、いつでもいいことだからね。

 さて今回は、以前からほしかったのだが最初は8,000円台、その後1万円前後という価格になり買えなかった本が、いきなり5,000円を切る価格になっていたので、生活費を切り詰めることで早速注文した。それがシッファー出版の「Junkers Ju 388: Development, Testing And Production of the Last Junkers High-altitude Aircraft」で、こいつを紹介しよう。

Ju388 ユンカース社がJu88の開発で目論見ながらも果たせず、続くJu188、Ju288を経てようやく辿り着いた戦闘機を上回る高速爆撃機が、シリーズ最終形態といえるこのJu388だ。しかし実際には、確かに最大速度委は600km/hを超えることに成功したものの、あくまでもこれはクリーン状態での数字であり、爆撃型や夜間戦闘機型は兵装搭載によりこの速度は低下し、さらには当時の連合軍戦闘機の大半がこの速度を上回っていたため、結局ユンカースの夢は頓挫した。

 加えて実戦化は大戦末期だったために生産機数は少なく、ドイツ機マニア以外にはほとんど知られていない機体となってしまった。しかしオヤジは、この悪く言えば変態チックなスタイルが昔から好きで、特にH.R.ギーガーがエイリアンのデザイン・コンセプト検討の際に、頭部の形状に関してJu388の機首からヒントを得たと思うのだがどうだろうか。

 もちろん本機のモノグラフとしては最新かつ最大ボリュームで、408ページもあってずしりと重い。ありがたいことに、同社の他の出版物と同様に上質紙なので印刷も奇麗だ。とにかくこのボリュームなので、寝転んで読むというのは難しいのが残念だぞ。

 刊行は2006年なの位で10年以上前に出たことになるのだが、アイテムがアイテムだけに全く問題はない。つい今しがた届いたばかりので、パラパラとめくったにすぎず、内容に関しては次回回しとしよう。(以下次回)
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Lockheed - Vega PV-1 Ventura and PV-2Harpoon その2
 昨日と同様に、今日5日も朝から涼しくて気持ちのよい日ではある。例のごとく何もやることがないので、朝からブログを書いている次第。この状況が続いているので危機感を感じざるを得ないが、これはどうしようもないな。

 少し前に春雨とツナ、玉ねぎ、そしてピーマン炒めを作ったがこれがとても旨かったので、昨日また作った。ただしピーマンが絶えていたため、玉ねぎの量を増やしツナではなく鶏の胸肉を使ったのだが、これがまた旨くよい酒のつまみになった。そういえばこのところ、ご飯を全然食べていないな。

 さてここからは前回の続きで、まずロッキードの双発民間機シリーズから項を起こし、直接的な原型ともいえるロードスターを経てイギリス向け仕様のベンチュラMk.I/II、アメリカ陸軍仕様のB-34/B-37、そして本命のPV-1、PV-2と、多くの写真を挿入しながら実機解説が進められ、ここまでに40ページが割かれている。

 それ以降128ページまでは各国を含んだ配備状況が綴られ、以後182ページまでは取扱説明書の写真や図を駆使したディテール解説に充てられ、最後に簡単なキット解説と民間転用機、最後にPV-2の諸元でまとめている。面白いのはフロッグのキットが無視されており、アメリカにもほとんど流れなかったことを示唆している。

 写真はオフィシャルが中心だが一部には個人提供のものもあり、サイズが小さいという難はあるものの、写真集としてもなかなかのものだろう。もちろんキットの製作にも大いに役立つはずだ。ともはや作れない、いや作らないオヤジが言ってもなあ…。しかし本当に、トライカラー・スキームが似合う機体ではある。

Schiffer-PV-1 残念ながら実機の解説はさほど詳細とはいい難く、そちらに関してはシッファー出版から刊行されている「Vega Ventura: The Operational Story of Lockheed's Lucky Star」をお勧めしたい。今なら2,000円程度で買えるぞ。ファンならばぜひとも揃えたいところだ。って、ベンチュラのファンなんてたくさんはいないよな、きっと。

 こんなことをつらつらと書いていたら、72のキットがほしくなりさっそく調べてみると…、送料を加えてアカデミーと同じ製品であるミニクラフトのキットが、何と4,000円もしてやがった。このところアマゾンの出品者価格はモデラーを食い物にしているものが多く、ほしくとも買わないようにしよう。たとえそのキットがなくとも、他に作るキットはごまんとあるのだからな。こういう悪徳業者を、早く撲滅しようぜ。

 アマゾンで調べてみると、最後の1冊をオヤジが買ったことで出品者しかなく、送料込みで5,250円、USアマゾンでの定価が4.4ドルだが値引きされて37ドル弱、出品者扱いでは18ドルとまあ安いといえよう。ただし日本アマゾンの送料一律257円とは違って、USアマゾンでは送料が2,000近く必要になるため、オヤジはいい買い物をしたことになる。
Lockheed - Vega PV-1 Ventura and PV-2Harpoon
 9月に入っても、いつもは暑い日が続くいわゆる残暑に悩まされるのだが、今年はちょっと違う。何しろ毎日が涼しく、夜中に窓を開けたままだと寒くなるほどだ。暑がりのオヤジにはありがたいことなのだが、野菜に影響が及んで価格高騰になるのは困るな。

 つい最近、アマゾンに本を2冊8,000円弱を頼んでしまったので節約を余儀なくされ、このところいつも家に残っている食材で何とか凌いでいる。ありがたいことに、ウイスキーだけは結構あるので当分困らないのだが、生鮮食料品がないというのはちと辛い。

 しかも野菜は高く、いつも西友で買っている鶏胸肉1kgが480円から570円に値上がりしたのには驚いた。って、もうかなり前からなんだけれどね。鶏胸肉はいろんな料理に使えて、しかも安いというのがありがたい食材なのだが、これでは困ってしまうぞ。

 先頃TVを見ていたら、うさん臭い野郎であるテリー伊藤がこのところの北朝鮮報道により、子供たちが北朝鮮を嫌いになるのは問題だと言っていた。ご節ごもっともではあるが、よく考えてほしい。北朝鮮が、子供たちに日本という国とその国民をどう教育しているかということを。

 これは韓国もご同様なのだが、それをさらに酷くして子供たちに教えているので、北朝鮮が日本を正しく理解するなんてことは、金輪際不可能だろう。日本としても、ハブに可愛いねと手を出して噛みつかれ、死ぬのが落ちじゃないか。もはや対話などできる国ではないことが、どうしてわからないのだろうか。

 互いのベクトルが真逆という今の状態では、歩み寄ることなどは不可能なのだ。だいたい核を持ったから侵略されない国になったと、偉そうに猪八戒野郎は抜かしているが、だったら朝鮮戦争休戦以後にどこの国が北朝鮮を侵略したというのだ。

 国民が餓死し続けているという状況の中で、核とミサイル開発に多大な出費をし、しかも手前ら幹部はいい生活をしながら国民はその実態を知らないままに、世界中を敵に回して喜んでいるという現状では、北朝鮮は地球が生んだ失敗作としか言いようがない。まあ日本にも、かなりの責任があることは事実なのだが…。

 さて今回は、前述した2冊の中の1冊「Lockheed - Vega PV-1 Ventura and PV-2Harpoon」を紹介したい。本書はお馴染みネーバルファイター・シリーズの一環であり、少々前にリリースされたものだがなかなか買えず、そのうち5,000円を超える値段になってしまい、さらに買えなくなっていたのだ。ところが先日、いきなり送料込みで3,000円を切っていたので早速注文し、アマゾン在庫ということで先ほど到着した。

 オヤジはこのPV-1という機体が好きで、その昔にフロッグが発売を発表した際には喜んだのだが、結局日本にはほとんど入らずに終わり、それからかなり時間を経てようやくソ連のNOVO版で入手した次第。フロッグの中でも出来はいい部類だったのだが、結局作らずに終わった。

ReveMonoPV-1 その後にアカデミーからも発売され、さらには48でレベルもキット化したのだが、48は買わずにアカデミーも他のキット同様、押し入れの肥やしとなってしまった。というわけで、今回は本はまったく紹介できず次回回しとしよう。(以下次回)
WORLD'S FASTEST SINGKE-ENGINE JET AIRCRAFT
 今日18日は明け方頃に雨が降り、これで8月に入ってから18日間雨が降らない日はないということに相成った。しかし昨日とは異なり今日は結構暑く、それでも窓を全開することでオヤジは耐えているぞ。本当は耐えたくなんかないのだが…。

 今日はやる気に欠けたので、昼は食パン1枚とコーンクリーム・スープでお茶を濁したが、夜は鶏の胸肉を解凍中なので、何を作ろうかと思案中。でも野菜を消費してしまうと今高いだけに、あとが大変になるのはとと辛い。はてどうしたものやら。

 さて今回は、先頃、楠木君に購入してもらったスペシャリティ-・プレスの新刊「WORLD'S FASTEST SINGKE-ENGINE JET AIRCRAFT」を紹介しよう。タイトルからでは何を取り上げているのかわからないだろうが、要は一時期防空軍団の主力機として運用された、F-106デルタダートのモノグラフなのだ。まあ表紙を見れば誰でもわかるよな。

 実はこの機体、有名機の割には資料が極めて少なく、大昔のエアロ・シリーズとイン・アクション、ディテール&スケール、そして世界の傑作機しかない。機密度が高く、生産数も350機に満たなかったことがその背景にあるのだろうが、ファンの一人であるオヤジには寂しい限りだった。

 そんな状況の中で、今年4月に刊行されたばかりの新刊が本書であり、227ページ全編これF-106に関して綴っている。豊富な写真に加え、フライト・マニュアルからの転載図を随所に配し、ビジュアルの面でも十分なものがあるが、やはり売りはその記述であろう。

 当然ながら最初に登場するのは、E-102Aの電子機材とエンジン、兵装強化型F-102Bとなるが、胴体側面のステーション・ナンバーと輪切り断面が図示されており、これを見るとすでにそのスタイルは、生産型F-106Aをほぼ完成させていたことがわかる。

 またあまりにもF-102Aと内容が異なるため改称したということはよく知られているが、その背景にはサン・アントニオに置かれた空軍資材施設の長である、T.C.オドム少将から、F-102Aとの共用部品はわずか12%しかなく、これでは別機だとの具現が存在したことが記述されている。

 また空軍は、海軍に配備が進められているF-4H-1との比較試験を画策し、ハイ・スピード計画なる呼称で1961年10月23日から11月17日まで、比較試験が実施された。空軍は第48FIS、海軍はVF-74か選ばれたが、いずれも基地は同じヴァージニア州おかれるという、地の利も関係したのだろう。

 その比較試験空域は、高度150mから18,900mが充てられ、さらにECM状況下での空対地ミサイル(ASM)のシミュレートを担当するため、B-58Aも用意された。結果305m以下と1,500m以下、そして高高度すべてでH-4H-1がF-106Aを上回り、特に高高度ではほぼ倍近く凌駕したと判定されている。

 これはECM状況下でのASM迎撃も変わらず。ASM迎撃ではF-106Aが0%だったのに対して、F-4H-1は70.7%を記録している。ただし実際に空対空ミサイルを用いた試験では、僅差ではあるがF-106Aが上回り、機動性もより優れると判定された。しかし最大の相違点はその価格で、F-106Aの単価が490万ドルであるのに対し、F-4は190万ドル(これは後に生産型となったF-4Cの価格ではあるが)とその差は大きく、これが空軍のF-4導入につながったのだろう。

 さらに各種発展型や段階的な改良計画、20mmバルカン砲のポッド装備等々、多くの図を交えて解説しており、まずはF-106の資料としては最良の一冊だろう。オヤジは楠木君に頼んで、USアマゾンから4,200円で購入したのだが、今調べてみるとアマゾン価格で5,356円、出品者価格でも送料を加えると5,354円と結構高く、なんだか得した気分になったぞ。

 

Su-27/30/33/34/35プロファイル写真集
 友人の住職さんから頼まれた講話会テープ起こしがあったので、更新が少々遅れてしまった。どうもテープ起こしっていう奴は、ストレスが一番溜まる仕事の一つじゃないかと思うぞ。自分が無能と思えて仕方がない。まあ実際に無能ではあるが…。

 8月になってから今日17日まで、毎日雨が続いている。もちろんこれは日がないうことではなく、少しでも降ったらという日を加えてのことだが。そして午後からはようやく晴れるようで、それはそれでありがたいことではある。

 先頃福屋でオヤジたち恒例の呑み会を開いたが、その席で中川氏が作りかけのハセガワ製B-47Eを、RB-47Hに改造中のキットを見せてもらい驚いた。スペースの関係で主翼は取り外し式にしているのだが、何と上面を切り離しこれを磁石で固定するスタイルでありながら、その継ぎ目が他のパナルラインとまったく変わらないのだ!

 さらには、主翼上面に林立しているボーテックス・ジェネレーターを、熱利用でまず孔を開けてから薄い真鍮板を埋め込み、さらにわずかなハの字形まで再現するという、その超絶さにはびっくりした。凄いゾ、完成が楽しみだ。


Su-27/30/33/34/35フランカー プロファイル写真集 (HJ AERO PROFILE)
 さて今回は、先頃ホビージャパンからリリースされたエアロ・プロファイル・シリーズ第2弾、「Su-27/30/30/33/34/35プロファイル写真集」を紹介しよう。以前紹介した「MiG-29プロファイル写真集」の続編であり、豊富な写真とカラー図が売りとなっている。

 全体の構成は前作と変わらず、最初の5ページで簡単に開発と各型式を記述した後は、すべてSu-27シリーズの塗装解説に充てている。当然ながらその中核はソ連/ロシア空、海軍だが、他のカストマー国、すなわちウクライナやベラルーシ、アルジェリア、エチオピア、中国、インド、ベトナムなど、ことSu-27シリーズの塗装に関しては最大の情報量を誇っている。

 ソ連、そしてロシアには、アメリカのFS、イギリスのBSなどと同様に標準塗装色規定が存在するのだが、残念ながらそれに関する情報は皆無で、塗装色自体はすべてアメリカの規定であるFS番号で指定されている。

 当然ながらこれはソ連/ロシア空軍などが関与するものではないので、そのFS番号指定はオリジナルのカラーチャートと、FSカラーチャートを対比させたか、あるいは実機のそばでFSカラーチャートと比較したか、はたまた写真からの推定かはわからない。

 また一部は上面も描かれているが、多くは左側面だけなので、左右非対称の塗装パターン機の場合は各種資料の写真を参考にして、推定するしかない。しかも本機はこの左右非対称パターンが大半なので、この点はちょっと残念ンだ。

 FSカラーチャートがないという方は、インターネットで検索すると全色が掲載されているサイトが結構あるので、これをブックマークしておけばよいだろう。確かにオリジナルと比べると、その色調は当然ながら異なるが、明るいグレイがそれとも暗いグレイか、青みがかっているかなどの情報は得られるので、何もないよりははるかによいだろう。

 95ページで一部を除くすべてカラーということを考えると、価格的に十分納得できる。.Su-27シリーズのキット製作に関しては、やはり手元に置いておきたい一冊であることは間違いあるまい。