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(新)後藤仁のスロー・クルージング
軍事関係図書(洋書中心。自腹で購入!)の書評と日々の雑感
旧ブログ…
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KC-135本の新刊
 このところ暖かい日が続き、オヤジも一人春を満喫している。とはいっても、朝06:00頃起きて08:00からコーヒーを呑みながらメールやFBのチェックをし、仕事があれば15:40まで原稿を書き、無い時は映画や本を眺め後は呑みタイムというるだけの毎日だけれどね。

 このところピッツア用のチーズを使った焼き料理に凝っていて、ここ数日つまみはチーズがらみのものばかりだ。鶏胸肉や白菜、キャベツ、そして豆腐とそれなりにバリエーションがあって楽しい。今日は解凍しておいた胸肉を使い、チーズ入りダッカルビを試そうかと思っている。

 さて今回は、先頃購入した「The Boeing KC-135 Stratotanker: More Than a Tanker」を紹介したい。実はこの本、アエロファックスから1997年にリリースされた「The Boeing KC-135 Stratotanker」と同じ著者で、前文に増補版と記されているので一体どこが違うのかと、引っ張り出して比べてみた。

 まずページ数が違う。旧版が224ページなのに対し新版では384ページと、160ページ増えている。サイズは同じなので、かなり情報量は増えたことになるぞ。さらに前版がカラー写真を、中央の16ページに集約していたのに対し、新版では大半の写真をカラーで掲載しており、これもありがたいことだろう。

 そして肝心の本文だが、旧版では10章に分けられているのに対し新版では11章と1章が増えただけだが、大半の章は割かれたページ数が増えており、それぞれの章に与えられたタイトルも一新された。

 空中給油の歴史や開発、そして飛行試験や機体構造を扱った第1~4章までは、以前の記述を踏襲しながら一部記述が追加されただけが、それ以降はほぼ新規に記述されており、写真もほとんど異なるために、前版をお持ちの方でも購入をためらうことはあるまい。

 加えて追補部分は、新たな記述が追加されてより現状に即した内容に改められたが、反面前版で用意されていた脚注が姿を消したしまったのは惜しい。しかしすでに旧版は絶版状態なので、KC-135ファンならば本書を選ぶしかないことになる。

 今アマゾンで調べたら、価格は送料込みで5,000円強、出品者からでも4,600円程度だが、オリジナルの価格が44.95ドルなので現在のレートに換算すると4,700円強と、正当かつ納得できる価格となっている。プラモデルの出品者が、1/72エッチング・パーツに平気で1万円を超える噴飯ものの価格を提示しているのと比べると、実に正しい価格なのだ。

 しかしオヤジは、アマゾンのアウトレットで3,000円弱で買えたので得した気分ではある。いずれにせよ、KC-135ファミリーファンにはお勧めの一冊であることは間違いない。ただしディテール写真はないので、モデラー向けとしてはどうだろうか。でも全体写真も多いからなあ…。
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エアフィックスのファントムFG.1
 このところ少し仕事が立て込んでいたので、更新が遅れに遅れて相すまぬ。ようやくGP誌の戦後アメリカ装輪装甲車の原稿が終わり、注文はないが取り掛かった第二次大戦時のソ連軍編成と装備 機甲部隊編も、40枚ほど書いたので久々にブログを更新しよう。

 オヤジはいつも家庭ゴミを捨てに行くのは、収集日の午前3時から4時頃なのだが、今朝も捨てに行ったら風が冷たくはなく、むしろ心地よく感じ春の訪れを体感した。何しろ外に出るのは、2分で行けるセブンイレブンとゴミ捨てだけだからなあ。

 さて今回は、長らく待たされたエアフィックスの1/72ファントムFG.1を紹介しよう。フェースブックなどでは高く評価されているのだがその実態はというと…、オヤジには少々寂しいキットに映った。

 外形は確かにイギリス仕様ファントムIIそのものなのだが、まず太めかつダルなパネルラインの筋彫りが気に入らない。その昔、運河彫りと揶揄されたマッチボックスのキットよりはましだが、ただしそれだけでシャープさの微塵もない。

 さらに主翼の前、後縁フラップやドループエルロン、ラダー、受油プローブのカバーが別パーツで、水平およびダウン時や開状態を選択でき、併せてスタブレーターとエアブレーキも両状態の選択が可能だ。もちろん前脚も合わせて、伸縮両パーツが用意されている。

 また外翼を2種類セットすることで、簡単に折畳み状態を選択することができ、不完全ではあるがこのスケールならば我慢できる、折畳機構部も再現されている。また垂直尾翼は、オリジナルとRHAWレシーバ装着改修型の2種がセットされ、AN/AWG-11FCSの目といえる透明パーツのレーダーデッシュとその基部が用意され、レドームを切り離せばそれなりに内部を見せることができる。

 またオヤジが嬉しかったのは、胴体背面を別パーツとすることで上面に設けられた燃料タンクの蓋を正しく再現していることと、風防を周囲の外板と一体で透明パーツとすることで、このスケールでは皆無だった実機らしさを正しく現していることだ。

 加えてインテイクのダクトや、コンプレッサーファンもパーツ化され、キャノピーは開閉輌状態が用意されるなど、各部に十分気を使ったキットであることは間違いない。

 しかし気になるところも結構ある。まず各部の合いが悪く、仮組とすり合わせ、そしてパテ埋めを必要とする。それが工作の意醍醐味という方もいるが、オヤジはそれは違うぞといいたい。少しはタミヤを見習ってほしいものだ。

 またコクピットもそれらしく再現され、Mk.7射出座席は十分な仕上がりだが、反面アメリカ海軍型の特徴である後席右側面のキャンバスカバーが単なる板で、昔に出たハセガワよりも劣るというのは、21世紀にリリースされたキットとは思えないぞ。

 同様にこのスケールでケチをつけるほうが間違いとはわかっているが、マッハ1.5を超えると自動的に作動するインテイクの可変ベーンに、なんのモールドがないのは少々興ざめだ。何しろベーンにはそれぞれ12,500個の小孔が開いているのでこのスケールでの再現は不可能だが、それでもらしくしてほしかったと思う。オヤジが作るとしたら、スクリーントーンで再現かな。

 そしてその可変ベーンの小孔から吸い込んだ余剰空気を排出するために、インテイク内側上下には、ブリードエア排出口と呼ばれるスリットが開口されているのだが、それも無視されている。この痛い省略は、最近のファントムキットでははまず見られないぞ。

 さらに排気口の外側にあたる上端部は、燃料タンク室からの気化ガスを排出するアウトレットが設けられ、アメリカ仕様が4個なのに対してイギリス仕様は5個と外見的変化のひとつであるにもかかわらず、これまた省力されてしまった。せっかく別パーツとしているにもかかわらずだ。おそらく設計者が忘れてしまったと思うのだが、単なる窪みではなくわずかに盛り上がっているので、その再現は極めて難しい。

 なおデカールはカルトグラフ製と箱には記されているのだが、その発色はとてもカルト製とは思えず、しかも実機がグロス仕上げなのにデカールがマットというのは、どうにもいただけない。ただし各部の注意書きなど、正しくイギリス仕様が再現されており、その意味では逸品だろう。しかし第892飛行隊のハイライトともいえる、シルバージュベリーのスペシャルマーキングがセットされていないというのは、何とも片手落ちだと思うのだが…。

 そうはいっても、このスケールならば水準を超えるキットであることは間違いなく、空軍型のFGR.2が出たらやはり買うことになるな。
ホビージャパンNEXT 「英国特集2017」
 なにか毎朝、天気番組で今年一番の寒さが…と言っているが、今は冬なんだからそんなことは当たり前だろうが。これからどんどん寒くなるので、なんかどうでもいいような気がしてならない。どうせ明日は、今日よりも寒いのだからな。

 このところ連日、相撲取りの暴行事件が取り上げられているが、オヤジからすれば馬鹿みたいとしか思えない。なぜならば、オヤジが同じことをやったら即逮捕されることは間違いないだろうに、書類送検だなんだかんだと手抜きとしか言いようがない。

 もともと利権団体である相撲協会は隠し通したかったのだろうが、それを良しとしない貴乃花親方の被害届で公となり、それを何とか取り繕うという姿勢が見え見えだ。もともとが893と手を取り合う組織なのだから、それもしょうがないのか。だからオヤジは、相撲が嫌いなのだ。言っておくが、日本には正式な国技などというものは存在しない。だから相撲を国技だなどとは思わないように。

HJ-NEXT01
 さて今回は、ホビージャパンの別冊新シリーズであるNEXTの最新刊「英国特集2017」を紹介したい。この種のムックとしては、200ページ越えという結構なヴォリュームで、イギリスに関する軍用の陸海空を多角的な視点でまとめている。

 実物では、ボービントン戦車博物館と王立戦争博物館ダックスフォード別館、の展示物が紹介され、さらに様々な各種キット紹介や数多くのコラムなどで、イギリスに関する情報を展開しており、通常の模型誌とは一味違う内容に仕上げられている。

 昔ボービントンもダックスフォードも訪れたのだが、ボービントンではその時にはなかったエレファントとティーガーIIが展示されており、アバディーン戦車博物館から借り受けていることが判明した。またダックスフォードでは、シービクセンや五式戦など、以前よりもはるかに充実した展示物に驚かされたぞ。

 掲載されている作例も陸海空ともにそれぞれ充実しており、そのアプローチもこれまた数多い模型誌とは異なり、独特の視点で解説され必見の価値があろう。こういうのを見ていると、無理とはわかってはいても、作りたくなっちゃうんだよね。次回は「北欧に行こう」ということで、フィンランドやスウェーデンあたりが中心となるんだろうな。きっと。
British Secret Projects: Jet Fighters Since 1950
 さすがに冬だけあって、このところ連日寒さが堪えるな。それでもオヤジは家に籠もりきりなのでいいのだが、外に働きに出る方は防寒を心がけてくださいませ。まあ暖房は入れていないので家の中も十分寒いのだが、もちろん外よりはましなのだ。

 最近4chで「GRIMM」なるTVドラマを毎週放映しているが、これが非常に面白く、途中から気付いて見たため以前の作品が気になった。ということで、例のごとくアマゾンで安いDVDを探し、シーズン1~3までを一気に購入した、本当は4~6まで欲しいのだが、まだ安くはないためひとまず我慢したのだ。

 3シーズン合わせて4,900円弱と2週間以上の食費を投じたのだが、まあいいだろう。これも心の糧なのだから、オヤジの食事は少々我慢してもらおうか。まあ食い物はまだあるので、当分困ることはないのだからな。


British Secret Projects  さて今回は、9月に刊行された「British Secret Projects: Jet Fighters Since 1950」を紹介しよう。実はこの本、20000年にリリースされた本の増補改訂版であり、初版は刊行されたこと自体を知らなかったため、気づいた時にはすでに絶版で、1万円前後の価格となっていたため買えなかったのだよ。

 このシークレット・プロジェクト・シリーズはすでに15冊ほどがリリースされており、オヤジも10冊ほど持っているのだ。イギリスをはじめとして、アメリカとソ連、フランス、ドイツ、そして日本と、まずは主要国を抑えている。

 今回紹介する「British Secret Projects: Jet Fighters Since 1950」だが、初版が総ページ176ページだったのに対して、344ページとほぼ倍近いボリュームでまとめられ、前版をお持ちの方も購入を考えたくなるはずだ。

 基本的には14章に分けられて、それぞれの章に適合する機体、例えば艦上戦闘機や全天候戦闘機といったけてごりー別に、各種計画機案がメーカー別に順次綴られている。その性格上、生産機も入っているが、大半は計画図面とイラスト、そしてモデルで紹介されており、その総数は400点を超えている。

 とにかく、日本ではほとんど知られていない計画機がかなりのボリュームで語られており、本質的には読む本ではあるがペラペラと眺めているだけでも十分に楽しめると思うぞ。あまりにも登場する計画機が多いためにここでは詳細は書けないが、ぜひ手に取ってみてほしい本だと思う。

 今アマゾンで調べたら、送料込みで4,281円、出品者だと送料込みで3,876円と、そのボリュームを考えるとさほどではないだろう。それにオヤジは、3,553円で購入したので少しは得した気分に浸れた。

 来年6月には、爆撃機篇もリリースされるのだが、100ページ強増えてはいるが前版をすでに購入しているオヤジは、どうしようかと考えている次第。フランスの戦後爆撃機篇もほしいしなあ。困ったもんだ。
Vought F-8 Crusader: Development of the Navy’s First Supersonic Jet Fighter
  11月に入ると、途端に寒い日が続くようになり、今日15日も結構寒い。まあ暦の上ではもう冬なので、それも当然か。こうなると昼めしは、何か温かいものが食べたくなるぞ。

 朝からいつものようにネットサーフィンをしていたら、突然firefoxがおかしくなり、やむを得ずアンインストールしてから再度ダウンロードすることで復旧した。今までそんなことはなかったのになあ。まあ治ったからよしとしよう。

 先日TVで「シン・ゴジラ」を放映したので、やっと見ることができた。まあよくできた作品とは思うが、やはりオヤジの脳内ではオリジナルのゴジラを超えることはできなかったな。これは比べるほうがおかしいのだろうが…。

 放映時間は1時間59分だが、TVでは1時間53分と6分間短くなっていた。これはエンドロールを削ることで時間の調節が行われたものと思われ、加えて不祥事を起こした小出恵介の出演シーンを6秒間カットしただけにとどまり、ほぼオリジナルのままで放映されたことになる。まずはありがたいことだ。

 政治がらみの話は腹が立ってくるので今回はやめて、さっそく新刊の紹介といこうか。さて今回は、8月に刊行されたばかりの「Vought F-8 Crusader: Development of the Navy’s First Supersonic Jet Fighter」を紹介しよう。

 以前紹介したF-106本と同じクレシー出版からのリリースで、タイトルどおりオヤジが大好きなF-8クルーセイダーのモノグラフだが、本書の特徴は運用面や飛行隊関係をほとんど無視して、開発と派生及び発展型計画に主眼を置いていることだ。

 このため、これまでの出版物ではさほど詳しい記述ではなかった開発の実態が詳細に解説されており、実大モックアップで当初機首左右に設けられていたエアブレーキが、後に垂直尾翼をスタビレータ-の間に移動し、最終的に胴体下面に落ちいたことが写真を交えて記述されており、計画時には機首左右にエアインテイクを備える案もあったことが判明した。

 さらにクル-セイダーIIIの複座型計画や、機首切り離し脱出機構案、F-8のスタイルを踏襲したままの攻撃型案、そして究極ともいえる可変翼型等、これまで知られることのなかった記述が随所に散りばめられ、もちろん写真や図を交えてた多角的に解説されている。

 もちろん偵察型や複座型、近代化改修型に関しても解説されており、外形のみ偵察型仕様に改めた改造機のカラー写真は初めて見たぞ。また1機のみが改造された複座型の事故詳細にも触れられており、とにかくF-8ファンならば間違いなく手元に置いておきたい一冊だろう。

 今アマゾンで調べたら、価格は5,200円弱、出品者価格でも送料込みで4,900円とそれなりの価格だが、薄い2,000円台の本2冊を買うよりもはるかにコスパは高い。オヤジは1,000近く安く買えたので、嬉しいぞ。

 

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